≪ 2017 07                                                2017 09 ≫
 - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - -

こちらの話は特殊設定のお話になります。

下記の『彩怜シリーズ概要について』の部分をクリックして、
そちらに明記された記事をお読みの上で
お話へお進みください。
もし、その記事内容に一つでも引っ掛かる事がありましたら
そっとリターンしてくださいませ。
どうぞ 宜しくお願いいたします

彩怜シリーズ概要について



【設定】

未来設定(彩怜シリーズ) ・  オリキャラ有り ・ 原作外設定有り

【注意事項】

こちらの話は彩怜クンシリーズの最初のお話、【最奥の鍵】より
以前の話となります。
なので、陛下は全く出てきません。

更に、捏造も甚だしく。
読む方を選ぶ内容になってます。

何でもOkだとお思いのゲスト様のみ
お進みください。







一体、今は何時なのだろうか?
この部屋の窓の外は真っ暗で―――。
今、ここには誰もいないのに、私はここから出ることが出来無い。

「彩怜・・・大丈夫かしら?
きっと、一人ぼっちで不安に思っているわよね。
このまま留まるわけにはいかないのに、
どうすれば、ここを抜け出すことが出来るのよ・・・・」

抑え気味に潜めた声で呟くと、夕鈴は大きな息を胸から吐き出した。


**********


あの時。
逃げ出すつもりで扉へと手を掛けて、大きく開けた。
でもそこにいたのは、仁王立ちの村長さんで。
いつもの柔和な表情は、その顔から影も形も消え失せていた。
怖い・・・とは思ったけれど、自分の要求は口にしないと!と勇気を振り絞る。

「あの・・・私、お暇したいのですが」

恐々と村長さんに申し出たけれど、
返ってきた答えはやはりと言うか想像したモノだった。

「帰さない。いや、帰せないのだよ」

その言葉尻から、この人は自分の息子には逆らうことは出来無いのだと察した。
でも自分はそんなことを許容する訳にはいかない。
自分にも守りたい存在がいるのだ。

そう、村長と同じ『息子』という存在が―――。
だからこのままここに留まるなんてことは出来ない。
大人しく要求を呑むなんてことはしない!!

「帰せないなんて事は、無い筈では?!
だって、ここは貴方の家ですよね」

こんな事を言っても無駄かもしれない。
それでも。
でも。
私は、声を発するのだ。

「私は、アレには逆らえないんだよ。
だから、夕鈴さん・・・・・アレの言う通りにしてやってはくれないだろうか?」
「はい?私はキチンとお断りしました。
『それは、それだけはお受けすることは出来無い』と。
それなのに相手の思いを踏み躙って、自分の思い通りに事を運ぼうとする行為は、
それこそ自分勝手な事だと私は思います。
村長さんは、これが正しい行いだと思われるんですか?
そうでは無い筈・・・・・ならば、親として息子さんを正すべきではないでしょうか」

凛とした声が、響く。
夕鈴とて、一人の親なのだ。
子どもの過ちは、キチンと正すのが親の役目。
それを疎かにすれば、それこそ『親である』と胸を張って言えなくなる・・・・と。

「それが真理だと、わしも思う・・・・・。
じゃが、わしにはアレを止めることは出来んのじゃ」

苦しい言葉が村長さんの口から洩れる。

これは、駄目だ。
何を言っても、聞き入れてはもらえない。

夕鈴は、悟った。
自分は傍若無人な振舞いをする御仁に、まだ付き合わされるのであろう事を。

「彩怜・・・・・・ごめんなさい」

夕鈴は、俯いた。
その表情は昏く、苦しげだった。
そして薄茶の瞳からは、一筋の涙がスゥーと零れ落ちた。



続く。










関連記事
スポンサーサイト


このコメントは管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます

こんばんは!!コメント有り難うございます
返信お待たせしました!!


はい!
ふふふ~~UPしていたんですのよ~
でも読み返してみると、結構短かったんですけれど。


夕鈴!ガンバっっ!!な回。
陛下もいないし、誰も助けてはくれなくて。
でも自分は彩怜の母親だからしっかりしないと!と気張ってます。

村長・・・頑張れ!
息子はキチンと教育的指導はしないとダメだよ~
きっと我儘を見て見ぬふりをしてきたんでしょうね~
だから止めらない。

さぁ、ここから彩怜クンが頑張らないといけませんね!!
でも頼りになる浩大が付いているから大丈夫!!
いくよ!反撃だ~~~


どうぞ、続きお待ちくださいませ。
早く続きを書ければいいなぁ~~。


うんうん!!!
機会があればっっ!!
機会があればいいなぁ~~



こんにちは!コメント有り難うございます
返信お待たせしました!!


お待ちいただき、有り難うございました~~
やっと続き書けました。
でも短い・・・・・・。

次は、大ちゃんと彩くんターン。
頑張って、ママを助けに行きます!!!
さぁ、どうなりますか????

彩怜クンシリーズは私にとって大切なモノなので
こうして共感して頂けるのはとっても嬉しい事で、
感激します。

今後とも宜しくお願いいたします


さぁ~~
次は何をUPすればいいかな????


この記事へコメントする















瓔悠

Author:瓔悠

現在の閲覧者数:
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -