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こちらの話は特殊設定のお話になります。

下記の『彩怜シリーズ概要について』の部分をクリックして、
そちらに明記された記事をお読みの上で
お話へお進みください。
もし、その記事内容に一つでも引っ掛かる事がありましたら
そっとリターンしてくださいませ。
どうぞ 宜しくお願いいたします

彩怜シリーズ概要について



【設定】

未来設定(彩怜シリーズ) ・  オリキャラ有り ・ 原作外設定有り

【注意事項】

こちらの話は彩怜クンシリーズの最初のお話、【最奥の鍵】より
以前の話となります。
なので、陛下は全く出てきません。

更に、捏造も甚だしく。
読む方を選ぶ内容になってます。

何でもOkだとお思いのゲスト様のみ
お進みください。







それは、夕鈴がかなり危機的状況下にあった頃・・・。

この村から少し離れた所にある大きな街の一角の酒場で、
そんなに上等酒ではない酒を酌み交わしつつ頭を突き合せ、
男性二人が何やら話し込んでいた。

「その話は、信憑性があるのか?」
「まぁ・・・自分の中では、かなり信用していいとは思うんだが」
「でも、今までもそんな話はゴロゴロしてたじゃないかよ」

二人の内の小柄な方の男性が、眉間に皺を寄せて小さくチッと舌打ちをする。
それを見てもう一人のかなりガタイのいい男性が、宥める様に愛想笑いを浮かべる。

「それを言われると、俺はもう何も言えないが。
なら『取るに足らない情報』として放置するか?」
「そんな事をして、もし本当にそうだった時がオレは恐ろしいんだよね~。
だから一応、確かめておくよ」
「それがいいだろうよ。でも、もう何年になる?」
「かれこれ、9年は過ぎちまった」
「もうそんなになるんだな」
「全く、どうしてこうもいつも上手く雲隠れされちまうのか。
自分は優秀だと自負していたんだけどな」
「お前さんは優秀だよ。だたあっちも必死って事だけなんだよ」
「はぁ~~~もうそろそろ、捕まえないとオレの首が危ういんだよな」
「そうだな」

小柄な男性が、フゥと小さく息を吐き出す。
そして二人はその後黙り込み、ただ酒を酌み交わすだけだった。


**********


そして、またその頃。
いつまで経っても帰って来ない母を待ちわびて、
暗がりの居間の長椅子で小さく身体を縮こませている少年がいた。

もう陽がすっかりと落ちてしまって少年はどうすることも出来ず、
ただただ母の帰りをジッと待つしか無く・・・・。
次第に心細さから、ポロリとその深紅の瞳から涙の粒を零れ落としていた。

「母さん・・・・・僕を置いて何処に行ったの?
僕が何か悪い事をしたのかな・・・・・・グスン、グスン」

声に出せば余計に切なくなっていき、
最後には嗚咽を上げて泣き出した。

けれど、ここに住んでいるのは自分と母の二人。
誰も助けてなんてくれないから、どうすることも出来無い。

どうして、僕には父さんがいないんだろう。
こんな時・・・父さんがいれば、きっと怖くないに違いない。
それに母さんを探すために、一緒に行ってくれるはず。
だけど、僕にはいない。
だから、一人で耐えるしかない。

「僕しかいないんだったら、僕が探しに行くしかない!!」

そう涙声ながら力強く言葉を発すると、
僕は卓上で煌々と光る手持ち灯を持って外へと飛び出した。




続。




短くて、スミマセン~~~
ただ、今後の話の展開で必要だったんですぅ。

気になる展開のままでスミマセンが
またUPをしばしお待ちくださいませ。


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瓔悠

Author:瓔悠

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