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2017年05月の記事一覧

【優美な兎は何見て跳ねる??・10】(未来家族設定) 

【設定】

未来家族設定 ・  オリキャラ有り ・ 原作外設定有り

【注意事項】

こちらの話は、前々ブログからの移行分を手直ししたものです。
移行忘れを見つけたのでUPしてみました。

そして、この作品は、【精悍な狼は何を想う?】の夕鈴sideと及び補足となります。







一度拗れた事柄は、中々当事者だけではどうにもならない―――。
互いを想い合っているはずなのに、それが伝わらないなんて事は多々あったりする。
本当に、自分の想いを伝えることは何と困難な事だろうか。

それは、この白陽国の国王夫婦にも言えることで。
家出をしてからもう幾日も経つというのに、今だ夕鈴は明玉の家に留まっていた。
毎日・・・王宮では味わう事の出来ない事を満喫していた。
例えば明玉と昔話に興じてみたり、飯店の厨房で手伝いをさせてもらったり。
とてもイキイキとしており、黎翔との喧嘩すら忘れ去っているようだった。
しかし、それは傍から見れば・・・であって。
本当は夕鈴の心の中は、黎翔や子ども達の事ばかりが浮かんでは消え、
消えては浮かんでを繰り返していた。

「夕鈴・・・・このままでいいの?
ウチはいつまでも居ても良いのだけれど」
「そうね。私もこのままじゃダメだという事は解っているのよ。
でもね、ここでスゴスゴ帰るのは、なんだか負けてしまった気がするのよ」

―――夕鈴、それはただ単に意地を張っているだけだと思うのだけれど。

明玉は、フゥと息を吐き出した。
きっと夕鈴は解っているのだ、自分が意地を張っているのを。
だけど、ここまでくると・・・もう、引っ込みがつかないのだ。

「旦那さん、そろそろ夕鈴を迎えに来ないと、
本当に拗れたままになってしまいますよ」

明玉は夕鈴には聞こえない様に独りごちた。



**********


その頃の王宮は―――。
悲惨な事に成り果てていた。

後宮は主である夕鈴がいないだけで、いつも通りの穏やかな刻が流れていた。
末っ子の嘩鈴が初めの頃こそ大慌てで騒ぎ立てていたのだが、
何日も経てば夕鈴が帰って来ない事をキチンと受け入れて、
普段通りの生活を送っていた。

それこそ、夕鈴は今は休暇を満喫しているのだ―――という解釈で以って。

ところが、それを受け入れられない御仁が一人だけいた。
言わずもがな、黎翔である。

今日も、政務室にブリザードが吹き荒れる。


「よくぞこんな中途半端な書簡を提出するとは・・・。
これで良いとでもと思っているのか?
民の声に答えていると?・・・そうではあるまい?
それでこの政務室付きの一員でいられるものだな」
「も、も、申し訳ございませんっっ!!」

叱責されているのは、先程の人事で政務室付きになったばかりのもっとも年若い官吏だ。
確かに・・・黎翔の言うことは正しいが、言い方と言うものがあるだろう。
しかし、誰もその官吏を庇い立てをしようとはしなかった。
それもそうであろう・・・皆、己の身が可愛いのだから。
その官吏は項垂れて自分の席へと向かって歩いていた。
重い足取りは、その官吏の気持ちを代弁しているようで悲し気である。


シーンと静まり返る政務室。
この鬱蒼とした空気を誰が変えてくれるというのだ―――。

いつもなら、正妃である夕鈴が黎翔を宥めてくれることも有るのだが、
その人物はここにはいなかった。
ならば、一番近い側近の李順がその役を担うはずであったが、
魔の悪い事に、李順は別の事案の件で周宰相と方淵・水月を伴って会議室へと行っていた。

「正妃様がこのところ政務室へお越しになられないから、
空気が淀んでしまっているよな」
「正妃様は如何なさったのだろうか?
体調不良なのだろうか・・・いつもお元気で快活な正妃様のお姿が見えないのは寂しいことだよな」

小声で囁き合う数名の官吏達。
この政務室での夕鈴の評判はバイト妃の頃から上々で、
今もこうして年若な官吏達から慕われてる。
その年若い官吏達の小さな囁きを聞いていた人物が、
小さく息を吐き出して叱責された官吏の元に進み出た。
卓上に置かれた書簡を覗き見て、その官吏の肩を優しく叩く。
それは激励であり、その官吏を奮起させるためである。

「ここまで出来上がっているのだから、もう一詰めしてみましょう。
全てが悪いわけでは無いですよ」
「・・・・・・はい」
「陛下がああ仰ったのは、君に期待しているから。
だから、君はその陛下のご期待に添える様にしなければ」
「はっ、はい!!!」

その官吏の瞳の奥に、やる気が満ちる。
そして、その人物は柔和にニッコリと微笑んだ。
その微笑みは、ある人物に酷似していた。

叱責を受けたその官吏が書簡のやり直しを始めた事で、
安堵したその人物は黎翔の元に自分が処理した一つの書簡を持って進み出た。

「陛下・・・こちらの書簡をお目通しして頂きたく、お願い申し上げます。
私の考えではありますが、この様にしては如何でしょう」
「ああ、青慎 か。そうだな、このまま進めるように」
「かしこまりました」

そう、この人物は青慎だった。
今は、政務室付きの官吏として、自分の能力をいかんなく発揮しているのだ。

黎翔の元から去り際、青慎は黎翔に聞こえるだけの音量で囁いた。

「義兄さん、姉さんの事はお任せください。
何処にいるかはきちんと掴んでますし、もう少ししたら王宮へ戻りますでしょうから」
「ああ」

黎翔へと深々と一礼した後、青慎は困り顔をしつつもフンワリと微笑んだ。



***********


そうして、遥翔が浩大を動かす事にしたのは、あの朝から四日後。
聞く所によると・・・・その間の政務室は荒れに荒れた極寒の地へと変貌し。
狼陛下は今も健在だと、周りに知らしめていた。
余りの過酷な政務に胃痛を訴えるものも続出し、李順が頭を抱えていた。

いい加減これ以上、王宮が荒れまくるのは困ると李順に泣きつかれ、
遥翔もいい加減休暇を満喫したであろう母を呼びもどすには頃合いがいいと判断した。

浩大に高級酒を渡し、黎翔をけしかけてもらった。
これが功を奏し、黎翔は直ぐに王宮を飛び出した。



続く。











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【交差しない道標・8】 

こちらの話は特殊設定のお話になります。

下記の『彩怜シリーズ概要について』の部分をクリックして、
そちらに明記された記事をお読みの上で
お話へお進みください。
もし、その記事内容に一つでも引っ掛かる事がありましたら
そっとリターンしてくださいませ。
どうぞ 宜しくお願いいたします

彩怜シリーズ概要について



【設定】

未来設定(彩怜シリーズ) ・  オリキャラ有り ・ 原作外設定有り

【注意事項】

こちらの話は彩怜クンシリーズの最初のお話、【最奥の鍵】より
以前の話となります。
なので、陛下は全く出てきません。

更に、捏造も甚だしく。
読む方を選ぶ内容になってます。

何でもOkだとお思いのゲスト様のみ
お進みください。







一体、今は何時なのだろうか?
この部屋の窓の外は真っ暗で―――。
今、ここには誰もいないのに、私はここから出ることが出来無い。

「彩怜・・・大丈夫かしら?
きっと、一人ぼっちで不安に思っているわよね。
このまま留まるわけにはいかないのに、
どうすれば、ここを抜け出すことが出来るのよ・・・・」

抑え気味に潜めた声で呟くと、夕鈴は大きな息を胸から吐き出した。


**********


あの時。
逃げ出すつもりで扉へと手を掛けて、大きく開けた。
でもそこにいたのは、仁王立ちの村長さんで。
いつもの柔和な表情は、その顔から影も形も消え失せていた。
怖い・・・とは思ったけれど、自分の要求は口にしないと!と勇気を振り絞る。

「あの・・・私、お暇したいのですが」

恐々と村長さんに申し出たけれど、
返ってきた答えはやはりと言うか想像したモノだった。

「帰さない。いや、帰せないのだよ」

その言葉尻から、この人は自分の息子には逆らうことは出来無いのだと察した。
でも自分はそんなことを許容する訳にはいかない。
自分にも守りたい存在がいるのだ。

そう、村長と同じ『息子』という存在が―――。
だからこのままここに留まるなんてことは出来ない。
大人しく要求を呑むなんてことはしない!!

「帰せないなんて事は、無い筈では?!
だって、ここは貴方の家ですよね」

こんな事を言っても無駄かもしれない。
それでも。
でも。
私は、声を発するのだ。

「私は、アレには逆らえないんだよ。
だから、夕鈴さん・・・・・アレの言う通りにしてやってはくれないだろうか?」
「はい?私はキチンとお断りしました。
『それは、それだけはお受けすることは出来無い』と。
それなのに相手の思いを踏み躙って、自分の思い通りに事を運ぼうとする行為は、
それこそ自分勝手な事だと私は思います。
村長さんは、これが正しい行いだと思われるんですか?
そうでは無い筈・・・・・ならば、親として息子さんを正すべきではないでしょうか」

凛とした声が、響く。
夕鈴とて、一人の親なのだ。
子どもの過ちは、キチンと正すのが親の役目。
それを疎かにすれば、それこそ『親である』と胸を張って言えなくなる・・・・と。

「それが真理だと、わしも思う・・・・・。
じゃが、わしにはアレを止めることは出来んのじゃ」

苦しい言葉が村長さんの口から洩れる。

これは、駄目だ。
何を言っても、聞き入れてはもらえない。

夕鈴は、悟った。
自分は傍若無人な振舞いをする御仁に、まだ付き合わされるのであろう事を。

「彩怜・・・・・・ごめんなさい」

夕鈴は、俯いた。
その表情は昏く、苦しげだった。
そして薄茶の瞳からは、一筋の涙がスゥーと零れ落ちた。



続く。












【好きの言葉は要らない】 

【設定】

夫婦設定 ・ 原作寄り 




「大好き、です」
「・・・・・・・・・・・・・・・何、それ?」

浩大の突然の言に、夕鈴はポカンと口を開けて問うた。

「何って、愛の告白の言葉だけど?!」
「はぁ」
「・・・『はぁ』は無いんじゃね?」
「だって、今更でしょ」


夕鈴は手を止めずに、そこかしこを掃いていく。
本物の妃になっても今だ続けている、立ち入り禁止区域の掃除バイト。
それは未だ返し切れていない借金返済の為の貴重な財源である。

黎翔に言わせれば、『もう夫婦になったのだから、借金は完済されたも同然』なのらしいが、
『それはそれで、借金は別なのだ』と律儀な夕鈴はキチンとしないと気が済まないのだ。

なので、今は李順のお妃修行の間のわずかな時間を使って掃除バイトをしている。
確かに大変ではあるものの、それは適度に気持ちの切り替えになって夕鈴としても都合がいい。
いつも近くに浩大が張り付いて警護をされながらの掃除で、
こうして自然に浩大と会話をしつつになるのだ。

それで、今日は素直に『愛』を伝える!について談義しているのである。

夫婦なのに、今更そんな言葉を伝えることに意味があるのかしら?
そんな事、恥ずかしくて言える訳無いじゃないの。
お酒にでも酔っているのなら、話は別だけど・・・・・。

夕鈴はダンマリを決め込み、さっさと作業を進めていく。
もう浩大の話には乗らないという意志を見せつける様に。

「お妃ちゃん、これは夫婦円満の秘訣なんだってよ」
「・・・・・・」
「きっとさ、へーかもお妃ちゃんから言われたら、
一日の疲れも吹っ飛ぶと思うんだけどなぁ~~」
「・・・・・・」
「ねぇ、聞いてる?」
「・・・・・・」

完璧に無視を決め込む。
こうなると浩大もお手上げ状態で、それ以上は何も言えず黙り込んだ。

ハハハ・・・・。
へーか、やっぱりお妃ちゃんは手強いよ。
オレでも無理っっ!!

そう、これは実の所・・・・黎翔のささやかな願いで。
恥ずかしがりのお嫁さんから欲しい『愛』の告白。
普段言ってくれないからこその、貴重な言葉。
その言葉を夕鈴から引き出す為に、浩大を一等酒で懐柔したのだ。
しかし黎翔が思うほど、そう簡単にはいかなかった。

そうこうしているうちに、あらかた掃除も終わったらしく夕鈴は水の入った桶を片付け始めた。

「さぁ~~て、今日はここまでにしておくわ。
浩大、今日も護衛ありがとうね。
私、部屋に戻るわ・・・じきに陛下もお戻りでしょうから」

そう言うと、夕鈴は浩大にニッコリと微笑んでその場を後にした。


******


「夕鈴、ただいま~~」
「陛下、お疲れ様でした。
こちらへどうぞ、すぐにお茶の準備を致しますから」

夕鈴は、ゆったりとした微笑みと共に黎翔を招き入れた。
そしていつもの定位置の長椅子へと、黎翔をいざなう。

「ありがとう・・・・・・ところで、夕鈴」
「はい?陛下、どうかしましたか?」
「僕に言いたいことは無い?」
「?」
「いや、いいんだ・・・・今のは忘れて」
「あっ、はい」

夕鈴は首を捻って、考え込む。
今の噛み合わない会話は何なのか?と。
でも陛下は『忘れて』と言ったのだ、きっと大した意味は無いのだろう・・・・。

そう、夕鈴はすっかり忘れていたのだ。
昼間交わした浩大との会話の内容を・・・・。
そうして夕鈴は黎翔にとっておきのお茶を振舞うべく、
手際良くお茶を入れ始めた。

浩大に頼んでいたのに、アイツは役には立たなかったらしいな。
後で締め上げておかないと。

黎翔は腕を組んで、夕鈴には見えない様に苦々しい表情を浮かべる。

『好き』・・・・・だと。
あの可愛い鈴が鳴る様な声で言って欲しい。
『好き』を奏でる、夕鈴の薄桃色の唇が形作るのを見たい―――。
黎翔の純粋な願い。

コトリ。
茶杯が卓上に置かれた音で、黎翔は我に返った。
見上げた先には、頬を染める愛しの夕鈴がいた。
その夕鈴が、恥ずかし気に言葉を紡いできた。

「陛下・・・・・」
「何だい?」
「あの・・・・・・・・」
「うん」
「その・・・・・・」
「どうしたの?夕鈴」
「私、恥ずかしくて・・・・言葉には、出来ないんですけど」

そう言うと、そのまま夕鈴はフワリと黎翔に抱きついてきた。
突然の夕鈴の行為に、黎翔はビックリして深紅の瞳を見開く。

「ゆ、ゆうりん?」

夕鈴は黙ったまま、黎翔の唇にそっと自身の柔らかい唇を乗せた。
恥ずかし気に揺れる薄茶の瞳を瞑って―――。

しばし室内に流れる、静寂の時。
二人の吐息だけが、聴こえてくるだけ。

ゆっくりと離れた唇から、零れ落ちた夕鈴の言。
それは黎翔を驚かせるモノだった。

「あの・・・・・・・陛下、今日もお疲れ様でした。
これは、私からのせめてもの気持ちです」
「夕鈴、ありがとう。
どんな言葉も・・・そう、『好き』の言葉なんて要らないね。
こっちの方が、とても・・・・・とても嬉しいよ」

言葉よりも。
もっと確かな愛情表現。

キス。
それは甘美なご褒美―――。
訪れる一日の終りのご褒美に、
黎翔はただただ心の奥底が暖かくなるのを感じ入っていた。



終。


**************


今日は『キスの日』らしく。
朝、小学校に行くのにエンジンを掛けると
『今日は5月23日、キスの日です』と、
抑揚の無い音声が自家用車のナビから聴こえてきて、
思わずプッと吹き出した私がいました・・・・・。
ハハハ。
今日はキスの日なんだ~~~ふぅん。
何かSSSでも書ければいいなぁ。

そんなかんなで出来たSSSです。




暑い、熱い。 

こんにちは!!!


スミマセン。
また前記事から、間が開いてしまって・・・。
先週の土曜日は息子の中学の体育祭などがあり
中々体力的に疲れてました。

娘の運動会は今週の土曜日にあるので
それが終わるまでは、まだまだ何となく落ち着かないのですけれど。
今日は、その運動会のリハーサルに朝の8時半から行ってました。

まぁ、天気の良い事!!
暑くて。
見てるだけで、体力が削がれていく・・・・・。
先週の中学の体育祭も暑くて!!
観覧していた娘が、熱中症の一歩手前になって、慌てて氷とかで冷やしたくらいで。
5月ってこんなに暑かったですかね????
最近の異常気象のせいでしょうか?

そんな感じで、今日は暑かったですが、
演技も熱くて。
5年の娘は、障害物競走に棒引き・・・6年生との共演の組体操。
どれも真剣な表情の娘に、リハーサルだというのにジンと来るものがありました。

今週の土曜日、雨が降らないといいけどな。
頑張れ!!娘~~
そして、お弁当つくりとビデオ撮影をする私も頑張れ!!!
その前にお弁当の材料の買い物に行かないとな・・・・・・。




瓔悠。



今日は、すでに1話UPしていますが、
まだまだ更新します。
どうぞ、お楽しみに~~~~~






【揺蕩う微睡みの中で】 

【設定】

夫婦設定 ・ 原作寄り 





そよそよと心地良い風が、開け放った窓から吹き抜けていく、初夏の夜。
昼間はそこそこ暑かったりもするのであるが、
夜は別で結構涼しいを通り越して肌寒かったりもする。

ここは白陽国後宮の一室。
狼陛下の唯一が住まう愛の巣。

「夕鈴・・・このままだと風邪をひいてしまうよ」
「・・・うぅ・・・ん」
「眠いのは解るけど」
「・・・・・・・・」

静かな寝息。
コテンと預けられた頭顱。
自分の肩にそっと掛かる重さ。
これは幸せな重さ。
ハラリと滑り落ちてくる薄茶の髪を一房とって、唇を寄せる。
スンと髪から薫る甘い香りを胸一杯に吸い込んで、
そっと吐き出した。

それは、今まで得られなかったもの。
手を伸ばしても、掌から零れていってしまっていたもの。
初めから無かったもの。

だけど、今はこの手の中である。
それはただの日常の一風景なのかもしれない。
でも、それは自分にとっては非常に得難く・・・・手放せないもの。

「ほら、夕鈴」
「うう・・・・・ん、もう少し・・・・このままで」
「ダメだよ。
さっきから何度もそう言っているよね」
「でも・・・・・眠く・・・・て」

クスリと微笑んでしまう。
答える言葉が途切れて、寝息に変わる姿が愛しくて。

「全く、困ったお嫁さんだね」

頸と膝に両手を差し入れて、そっと抱きかかえて、立ち上がる。
不意にきた浮遊感が少し心許なく思えたのか、
僕の首にしがみついいてくる柔らかな両腕。

本当に可愛い人だ。
これは誰にも渡せない、見せたくない僕だけの宝珠。

「さぁ、夕鈴・・・・・寝所に行こうか」
「・・・・・・・」

完全に寝入った夕鈴には聞こえていないみたいで、
返事は無い。
でも口元は柔らかく微笑んでいる。

今、僕は幸せを感じている。
これが、欲しかったんだ。

だから―――。
絶対に―――。
この手を離さない。
何があっても。


「夕鈴、愛してる」

ポツリと囁いた言葉は、きっと夕鈴には聞こえてないだろう。
でも、その揺蕩う微睡みの中で感じてくれていればいいのだけれど――――。




終。








やっとのことで 

こんにちはっっ!!!

連休・・・・終わってしまいましたね。
皆様は如何お過ごしでしたでしょうか??

私は、家の工事の後の模様替えと断捨離で
ほぼほぼ消え失せました。
息子の部活もあったので、それにも付き合い・・・。

はぁ~~。
月日が経つのは、早いもの。

もう5月も半ばを過ぎました。
今週の土曜日と来週の土曜日は中学・小学校の運動会を2週連チャンで控えており。
まだまだ忙しい日々に追われそうです。


そして!!!
私の足の具合もあまり良いモノでは無くて。
観念して病院行きますと、足底筋膜炎ではありませんでした。
ははは・・・・。
ネットで調べても違うことがあるんだぁ~~と反省しきり。
でも症状としては、足底筋膜炎と似ているので間違えることがあるのだそうで。
『踵骨棘』という病気だそうです。
骨の一部が棘の様にささくれて、それが激痛を起こすものらしく。
これは最終的には、骨を削ることが完治らしく。
まぁ、それをしないとなると、仲良く付き合っていくしかないようです。
で、仕事は立ち仕事という事もあり、
痛みに耐えながら、日々を暮らしてます。
痛み止めにお世話になりながら・・・・・。

そして、息子も腰を痛めたことがあり整形外科に行ったところ
腰よりも足に問題があり、部活もほどほどにしないといけなくなって・・・。
ようやく顧問もかわり、本人がやる気になっていたところにやる気をくじかれて
本人も少し思う所もあるらしく。
私が小さく産んでしまった弊害が出ていることも有り、
私の責任も一端にある事で、かなり落ち込んでしまって・・・・。


そんな感じで、あまりコチラに気持ちが向かずフラフラしてましたが、
ようやくまた書きたい!という気持ちになってきたので、
再開します。
気が付けば、2次を書くようになって今月で6年目突入です。
また新しき気持ちで書いていきたいと思います。

更新が無いにもかかわらず、
お越しくださったゲスト様に感謝を感じつつ
また細々とブログ更新をしていきたいと思います。

どうぞ、宜しくお願いいたしますっっ!!!


さぁ~~て
何から書こうかな~~~



瓔悠。






相変わらず 

こんばんは。


こちら、放置ですみません・・・・。

あれや。
これや。
書きたいモノは沢山あれど。
時間がありません・・・・・。


相変わらず、仕事で色々あり。
身体も言う事聞いてくれません。
(足底筋膜炎が治りません・・・もう観念して病院行きかなぁ~
試合も一先ず終わった事だし)
更には、家の工事をしてその関係で只今片付け中。
一つの家具を動かせば、これもあれも動かさないといけない!と
かなり右往左往してます。
これではGWも遊びには行けそうにありません。
それにGWも仕事もありますし。

時間。
体力。
気力。
全てがありません・・・・・・。

それにコミックスもこちとら地方でまだ発売されてません。
(↑ これはかなり痛い・・・)


な訳で、
もう少し雲隠れします。


皆様、良いGWを~~~~~



瓔悠。




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瓔悠

Author:瓔悠

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