エンジンかけ
2016年11月21日 (月) | 編集 |
こんばんは!!

また長らくの放置をしてまして
スミマセン!!

取りあえず・・・日々の生活に追われつつ
元気にしてます。


少しバタバタするのが落ち着きましたら
また更新しますので
も少しお待ちくださいませ。

エンジンかけかけ
頑張りますので~~~

いつもご訪問ありがとうございます。


瓔悠
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【優美な兎は何見て跳ねる??・3】(未来家族設定)
2016年11月13日 (日) | 編集 |
【設定】

未来家族設定 ・  オリキャラ有り ・ 原作外設定有り

【注意事項】

こちらの話は、前々ブログからの移行分を手直ししたものです。
移行忘れを見つけたのでUPしてみました。

そして、この作品は、【精悍な狼は何を想う?】の夕鈴sideとなります。







「やっぱり、下町はいつ来ても活気があっていいわよね」

夕鈴は大荷物を抱えて、ポツリと呟く。

正妃になってからは、下町に帰省する事もトンと無くなった。
帰りたくても、『帰りたい』とは言えなくなった。
それは、陛下と一緒にいる事を選んだ自分が決めた事であって、
それ相応の覚悟で私は正妃になったのだから言えない……。
私は陛下の為に…正妃として隣で支えるって、
臨時妃から正妃になる時に決めた。
守られてるだけではなく、
隣りに並びたてるように何事も受け止めるって決めたのに。

たまに陛下は………私に隠し事をする。
今回も実のところ、それが原因でこんな事になっている。

それは、未だにやってくる輿入れの話から始まった。
どうも素性の知れない正妃から生まれた公子では、心もとなく思う臣下もまだまだいるらしい。
それで、密かに縁談話が持ち上がった………私の知らないところで。
陛下はいつもと同じ様に秘密裏にもみ消したのだ。

そりゃ、私に心配を掛けない様にしている事くらい分かる。
でも…でも、その事で悩んでも……それでもちゃんと乗り越えられるって思えるのに。
だから、ちゃんと教えて欲しかった。

でないと私は、聞きたくもない事を聞かされてしまうから。
得意顔で進言してくる大臣達の『どうぞ…正妃様からも陛下に縁談を受けるべきだと進言為さって下さい』なんて言葉を。
そして心無い官吏達が噂する『すべては正妃が陛下を誑かして、縁談をもみ消しているのだ』と悪意に満ちた言葉を。


夕鈴は懐かし露店街をもの想いに耽りながら歩いていると、
後ろから肩を叩かれた。

「ねぇ、夕鈴じゃない?」
「えっ?」

不意に振り返ると、そこには親友の明玉がいた。

「明……玉?」
「そうよ!久し振り~~って、どうしたの?里帰り??
そんな大きな荷物持って!!それとも旦那と喧嘩でもした???」
「………」
「ウソ、マジなの?ホントに喧嘩して家出して来たの??」
「……まぁ、そうなるのかな」

言い辛そうに、曖昧な笑みを浮かべる夕鈴。
それを見かねた明玉は、持ち前の世話焼きの面が顔を出す。

「この様子じゃ、実家にも帰りづらいって感じね~ウチにでも来る?」
「でも、明玉も家族がいるのだから…迷惑なんじゃ……」
「そんなこと無いよ!ウチの旦那は理解あるし、おいでよ」
「………じゃあ、お邪魔しようかしら」

夕鈴は、今だけ……正妃である自分を忘れたかった。
だから、気兼ねの無い親友宅にタダの夕鈴として、伺う事にした。

二人並んで歩くのは、どれくらい振りだろう。
あれは確か……嘩鈴が生まれる前だった。
小さな遥翔を連れて、下町に見学に連れて来た時にバッタリ会った時以来かしら。

そう考えると、もうかれこれ10年くらい振りで。
初めは何となく懐かしいのに気恥しくて会話も弾まなかったが、
歩を進めて行くうちに段々昔の二人に戻っていっていた。

「ねぇ、夕鈴。子どもはあの時の男の子と、上に女の子がいただけだっけ?」
「ううん、下に娘がまだいるわ」
「そう。その子たちは置いて来たの?」
「まぁ…ね」
「大丈夫なの?旦那様はお仕事でいないんでしょ?!」
「えっ、ああ……あの子たちなら大丈夫よ、結構シッカリしてるから。
(王宮内でちゃんと護衛されているから…なんて言えないわよね)」

段々打ち解けてきた二人は会えなかった10年間を語り合う。
お互い、母であり妻であり…共感出来るところがあって、次第に話も盛り上がる。
そうこうしていると、明玉の家に着いた。

「ここよ、夕鈴!入って~」
「じゃあ、遠慮なく上がらせてもらうわね」

そうして、夕鈴の家出先は明玉の家へと落ち着いた。


続く。


2013.09.01、02 初出



【極めて非日常的な出来事・8】
2016年11月13日 (日) | 編集 |
【設定】 

現パロ設定  ・ 恋人未満

【注意事項】

こちらの作品は【アリスの口づけ】とは、
全く違う設定の現パロとなっております。

二人が出会い、そして繋がり結びゆく展開を
お楽しみいただけましたら幸いです。





大通りを、二人黙ったまま歩いていく。
それも手を繋いだまま。
繫がれた手の温もりに安心感を覚えながらも、
それでも何処へ連れて行かれるのか?夕鈴はボンヤリと不安が纏わりつく。
でも行先を訊いても良いのかが分からず、疑問を胸の奥に押し込めた。

そして、黎翔は怒っていた。
それは自分に対して……。
あんな所に彼女を放ったまま離れた事で、怖い目に遭わせてしまった事を。
自分が戻ってくるのがもう少しでも遅かったら……と考えただけで、
先程の奴らをあのまま逃がした事を正直後悔していた。
でも彼女が『もう、いい』と言ったから、彼女の言葉に従った。
そう、彼女が言ったから………普段ならあんな奴らを野放しにするなどと、有り得ない事で。
自分の二つ名が『狼陛下』と呼ばれる事の意味を再確認しないといけない!と自分を叱咤した。

「あの、れ、れ、れ、黎翔さん!
このまま、ど、ど、何処に行くんでしょうか?」

私はこの沈黙と不安感に耐えられなくなり、
しどろもどろになりながら社長さんに訊いていた。

「ハハハ……あの、夕鈴。そんなに大変な事を強いているのかな、僕は。
そんなに言いづらい?僕の名前。
さっきはすんなりと言ってくれていたのに」

何だか怒りが潮が引いて行く様に、治まった。
だって、彼女のあのつっかる様が……可愛らしくて。

「いえ、その、あの……さっきは勢いで言えたんですけど、
やっぱりよく考えたら社長さんなのに名前で呼ぶなんて恐れ多くて」
「そう?」
「……はい」
「でも、今は恋人なんだし」
「はぁ……でも、それはあくまで偽で、バイトで」
「でも、恋人でしょ」
「まぁ、そう言われれば、そうですけれど。
(それって、屁理屈って言わない?)」
「じゃあ、それでOKって事で!!」
「はい?」

社長さんは、ニコリと微笑んで片目を瞑った。
所謂ウインクっていうヤツだ……納得はいかないけれど、雇用主の言は絶対で。
仕方なく、私は小さくため息を吐き出した。

「あの、それで、今から何処へ?」
「そうだったね。パーティまでまだ時間があるから、
お互いの事をもっとよく知る為にお茶でもどうかなぁ~と」
「お茶ですか?」
「うん、そうだよ」

お茶ですか………何処に連れて行くつもりなの?
堅苦しい高級ホテルのラウンジなんて言わないわよね。
あんな所は、TVで見てるだけで十分!
高級なコーヒーも紅茶も喉を通らないわよっっ!

「どの辺りの?」
「どの辺り?ああ、場所って事?」
「はい……」
「その辺りで」

ハイ?その辺りでどの辺りなのよ!
全く謎掛けをしてるんじゃないんですけどっっ。

「あはははは。夕鈴ってホントに可愛くていいね」
「はぁ、ありがとうございます……」

いい大人に振り回されている。
いや、からかわれてる。
そんなに私って、ちょろいって思われてるのかしら?
確かに男性とこうして二人きりでいる事なんて、無いけどさ。
一応私だって女子高生なんだから、
恋人とデートって言うか…男性と出掛ける事くらいの憧れはあるわよ!

「ああ、場所だったね……あそこに見えるホテルの……「ちょっと待ってください!あんな高級そうな所は困ります」」

社長さんの指差す先は、超高層ビルのホテル。
それだけは阻止しようと、私は社長さんの言葉を遮った。

「そう言うだろうと思って、場所はあのホテルを曲がった先にあるスターホックスにしようと」
「あっ、スミマセン!!!スタホですね、分かりました。行きましょう」

私は恥ずかしさで、頬を染めながら先をスタスタ歩き出す。
それを後ろから追いついて、社長さんの手が私の手に絡まる。

「ほら、行こう!」

朗らかに聞こえる社長さんの声に一瞬聞き惚れながら私はそれを見透かされない様に、
行先のスタホを真っ直ぐに見詰めながら歩いた。


続く。









【傍迷惑な歓迎・20】
2016年11月13日 (日) | 編集 |
【設定】

臨時妃 ・ 原作寄り ・ オリキャラ有り ・ 原作外設定有り






『シャン♪』

最後の楽の音が響き、会場から割れんばかりの拍手が巻き起こる。
二人の王も立ち上がって、歓呼の拍手をしていた。

「素晴らしいものであっな」
「確かに、そうですね。
楽師団には後程、褒美を」
「そうだな、氾 水月も良い働きであった」
「「有り難うございます」」

その堂々たる二人を見上げる夕鈴の口元には緩み、微笑んでいる。
これこそ、二国の友好で。
夕鈴は安堵していた。

楽師団は二国の王からの称賛の言に深々と頭を下げた後、静かに退席した。
そして黎翔と悠も再び座すと、夕鈴からの酌で杯に注がれた酒を煽った。

「楽師の皆々様には、本当に素敵な一時を頂き……とても気持ちが安らぎました」
「そうですね、夕鈴さんが気に入って下さったのであれば、僕としてもとても嬉しいです」
「はい!!悠様、とても素敵でした」
「なら、良かった」

二人は顔を見合わせて、ニッコリと微笑む。
和やかな空気が、その場を包んでいた。

そして悠は、下段に座している朔を手招きで呼び寄せて耳打ちした。
黎翔と夕鈴には聞こえない様に………。

「ねぇ、朔……そろそろ頃合いだと思うんだ。
だから例のアレをここに持って来て欲しいんだけど」
「アレですか?」
「うん」
「本当に良いのですか?」
「勿論!」
「はぁ~~。全くもう、あなたって人は……畏まりました」
「早くしてね」

朔はしかめ面をしつつも悠の頼み事は跳ね除けられないと、
そそくさと宴の会場を後にした。

「悠は………黎翔陛下にどれだけの試練を与えるつもりでいるんだか?!
妹姫の為云々なんて言ってるけど、あれは悠の黎翔陛下に対する対抗心と悪戯心だな。
それこそ、シスコンの極みというものだな」

例のアレとやらを取りに行く朔は誰もいない回廊で、グチグチと文句を垂れていた。
確かに悠の気持ちも分からなくもない。
ずっと妹姫が気掛かりだったのだから。
自分に妹姫がいる事を知ったのは、悠がまだ王になるずっと前の幼い頃だった。
国の混乱がようやく落ち着き、先代の王が再び王座に就いた。
それは殺された国王の父であり、悠の祖父だった。
何故悠が王座に付かなかったのか?それは一重に悠がまだ幼かったから。
だからある程度大きくなるまでの、仮の措置だった。

そして悠は王宮に戻り帝王学を学び、自分は側近として共に学ばされた。
自分は悠の乳兄弟であり、また将来悠の側近なるべくして存在していたから。
悠とはずっと一緒にいて、傍で色々な事を見聞きした。
だから、悠に妹姫がいる事を知らされた時も聞いていた。
あの時の悠の表情は今でも忘れられない。
あんなに破顔して、興奮した表情は………。

「ねぇ、朔!!僕には妹姫がいるんだって!!」
「その様ですね」
「会いたいよ……でも、妹姫は母上と共に姿を消してしまったんだ。
だから今は何処にいるのかは、分からないんだ。
探しに行きたいけど今の僕じゃ、そんな力は無いから探しには行けない……」
「それでは、早く成長して王にならないといけませんね」
「うん!!僕さ、頑張るから!!朔も一緒にいてくれる?」
「はい、勿論です。私は悠と共にいますから」

だから王になって初めて密かにしたことは、いなくなった前王妃の行方探しだった。
でも国内には全く、その気配すら掴めずに暗礁に乗り上げてしまった。
そして次に考えたのは、国内にいないのであれば近隣諸国を探す事だった。
これは、自分の気持ちだけでは動くことなんて出来ないから、
まずは近隣諸国との友好関係を強固にする事から始めた。
そして、ようやく。
白陽国で見つけた。
黎翔陛下の妃になっていた、夕鈴姫を。
しかし、夕鈴姫は本当の妃では無かった……らしい。
これは悠に聞いたことなのだが。
だからこそ、本当は自分の手元に取り戻したいみたいだ悠は。
しかしそれは夕鈴姫の意向もあるから、
今回『貿易交渉』などと詭弁まで使った回りくどいやり方で黄陵国へと招いたのだ。

「さぁ、どうなるのか?
悠の思い描くような結果になるのか?否か?
自分はしっかりと見定めさせてもらうとするよ……」

朔は足取りを速めて、悠のご所望のアレの保管場所へと向かった。



続く。













【優美な兎は何見て跳ねる??・2】(未来家族設定)
2016年11月13日 (日) | 編集 |
【設定】

未来家族設定 ・  オリキャラ有り ・ 原作外設定有り

【注意事項】

こちらの話は、前々ブログからの移行分を手直ししたものです。
移行忘れを見つけたのでUPしてみました。

そして、この作品は、【精悍な狼は何を想う?】の夕鈴sideとなります。




シーンと静まり返った後宮。
そこにいるはずの兎妃は、何処へやら。
優美な兎は、自慢の足と度胸で駆け去った。
後に残るは子兎のみ………。

「兄さま~~~姉さま~~何処にいるの??」

後宮内に響き渡る子兎の声。
これは一番末の嘩鈴である。
まだまだ母親が恋しい年頃で…夕鈴がいなくなったことを一番先に察知して、
上の姉兄を探して回っているのである。

「嘩鈴、どうしたの?」

妹の声を聞きつけてやって来た姉兎。
余りの妹の慌て様に、何かあったと感じて考え込んだ。

「姉さま!!どうしよう~母さまが「いなくなった!でしょ?!」」
「どうして分かるの?」
「だって、嘩鈴のその慌て様を見れば分かるわよ」
「何処に行ったの、母さま?」
「そうねぇ~~何処かしら」

「恐らく、下町」

夕鈴の行先を考えている二人の会話に割り込んできたのは、
真ん中の兄兎の遥翔公子。
冷静沈着な彼らしく、淡々と話し始めた。

「どうも、父上とやりやったらしくて後宮の一室に籠城していたみたいだけど……。
それすら我慢ならなくなったんだろうね、下町へと本格的な家出に移行したみたいだよ」
「………ねぇ、帰ってくる?」

不安げな嘩鈴は、目に涙を浮かべている。
それを見て遥翔は優しく頭を撫でてやりながら、安心させる様に言葉を掛けた。

「大丈夫、どうせ2、3日で帰ってくるよ。
だって母上にとっての家はここだから。
僕達のいるここしかないって、知っているからね」
「ふぅ……なら、良かった」

安心した嘩鈴は、姉兄に向ってニッコリと笑ってみせた。
一番上である秦鈴も安堵した様で、苦笑いを零す。

「それにしても、お父様は何をやらかしたのかしらね」
「さぁ、僕もそれは知らないんだけど……よっぽどの事じゃないかな?
母上が家出するくらいだからさ」
「全く、世話の焼ける両親よね……」
「いいよ、二人の事は放っておいてさ」
「そうね」

上の二人は今までの経験上、両親の喧嘩なんて構わないでおくのが一番だと知っており、
そのままその場を離れようとした。
ところが、一番下の嘩鈴は納得がいかないらしく二人に向けて抗議した。

「でも姉さま、兄さま!それでいいの?
早く父さまに母さまを迎えに行ってもらわないと!!」
「嘩鈴……お父様は、今政務中よ。
そんなの、李順が行かせてくれるわけが無いわ。
それに、たまにはお母様も休暇があってもいいと思うから」
「そう……なのね。分かった!じゃあ、もう嘩鈴は知らない振りをするっっ!」
「じゃあ、私と刺繍でもしましょうか?」
「うん!!姉さま、行こう~」

ご機嫌の治った嘩鈴は足取りも軽やかに、その場を去った。
それを物陰から見守る浩大は、ニヤリと微笑んだ。


********

はてさて、ここは執務室。
ご機嫌斜めの黎翔は、卓上に積み上がった書簡を手に取りながら先程のやり取りを考える。

ああなった夕鈴は、梃子でも動かぬだろう。
しばらくはここで大人しく政務を片づけねば、夕鈴の所にも行けやしない。

筆の動きも俊敏に、書簡を片っ端から片づけていった。
そうしてようやく、李順に文句を言わせないだけの書簡を片付けて、
後宮の夕鈴の籠城部屋前に戻った黎翔。
戸口の前で、中にいるであろう夕鈴に声を掛けた。

「ねぇ、夕鈴。キチンとお仕事して来たからさ~~ここ、開けてくれない??」

籠城部屋は静まり返っていて、待てども返事はない。
黎翔は怪訝に思い、戸を開け広げてると中にいる筈の夕鈴はいなかった。
そう………そこは、もぬけの殻。

___________時、既に遅し。


その部屋にいた筈の夕鈴は、本格的な家出を決行した後だった。

「夕鈴………一体何処に??」
「決ってるじゃん!!!正妃ちゃんの行き先は、ただ一つ!
下町だよ」

天井裏から聞えてくるのは、いつまでも昔のままの風貌の浩大の声だ。

「お前が付いて行ったのか??」
「送り届けはしたけど、後は任せてきたよ他のヤツにさっ。
お子ちゃまたちが今回は付いて行かなかったから、こっちも護衛が必要でしょ!!!
(って、こっちでアンタの様子が見たかったから、他のヤツに頼んだんだけどね~)」

黎翔はおちゃらけた浩大の声に、何だかイラッときた。
どうも面白おかしく傍観してやろうという浩大のもくろみが、見え隠れするからだ。

―――夕鈴がいなくても、私はジタバタうろたえたりしないからな!!!
お前の思い通りになると思うなよ!!

何故か、浩大に臨戦態勢になる黎翔。

「ふんっ、あそこに行ったのならそれでいい」
「あっ、そうそう!正妃ちゃんの居場所、教えとこうか?」
「いや、いい。
ちゃんと無事であれば、それでいい」
「ふぅん~」
「但し、護衛だけは抜かるなよ!!」

一言、言い置いて政務室に戻ろうとする黎翔の背中に浩大の声が届く。

「今からさ、正妃ちゃんの様子を見てくるけど、なんか伝言は有る???」
「ない!!!!」

冷たく言い放つ黎翔。
だが……肩は少し落ちている様にも見える。

―――全く素直じゃねえな、あの人も……難儀なお人だよ。

浩大は取り敢えず、もう一人の難儀な御仁の様子を見に行く事にした。




続く。



2013.09.01 初出




諸々考えて、私が今実感していること
2016年11月10日 (木) | 編集 |
こんばんは。

久々の更新です。
イベント終って、通販の送り出しが全て終わって。
LALAの原画展に行って。

全てが終わりました。

今、正直書けません。
言葉の使い方を忘れてます。

通販が届いた報告と共に、感想などもいただいて私から返信もしたいのだけれど、
何て書けばよいのか・・・私の伝えたい言葉が上手く見つからず、
返信が滞ってます。

私の中で、頂きましたコメントやメールをすべてお返ししてから、
また始めたくて。
なので、も少しだけお待ちください。


少しだけ、私が考えている事・・・そして感じたことをつらつらと書いていきます。
文法的におかしいかもしれません。
言葉になっていないかもしれません。
でも私の正直な気持ちで書いていきます。


え~~と。
今回、委託させて頂くという有難い形でイベントに参加させていただきました。
私の中で、有難さと申し訳なさをめちゃくちゃ感じながら兎に角頑張りました。
3冊!
3冊もイベント会場で置かせていただきました。
毎日『こんなんじゃ締め切りに間に合わん!!!』と言いつつ書きました。
私の思いを全部詰め込みました。
しんどかったけど、
正直、楽しかった・・・・・・です。
書いていくと段々形になって最終的に1冊の本が完成して、
私がいつ2次を書くのを辞めても『これが残る』と満足感で満たされました。

そして正直、会場でここまで頒布できるとは思いませんでした。
売り切れが無い様に・・・と、かなり持ち込んだのですが残りの方が少なくて。
ビックリしました。
本当に嬉しくて有難くて。
頑張って作って良かった・・・・と安堵しました。


そして通販。
お申込みくださった方全てがキャンセルも無く、送り出しすることが出来ました。
通販は2度目でしたが、
自分の想像以上の申し込みに、部数が足りなくなって印刷会社に再販を掛けたほどで・・・。

ご新規の方もいる中で、
2015年の春コミの際に申込み下さった方で、また今回も申込み下さった方も多くて。
申込みのメールフォームが入るたびに、懐かしいHNに心躍って。
あの時からこのブログは何度かお引越しもして、現在検索除けもしていて検索もかかりません。
そして私のHNも変わってしまったにも関わらず・・・にです。
本当に嬉しくて、有難くてホロリとしてしまいました。

実のところ
もう、とっくに忘れられていると思っていました。
だって、今この『狼陛下の花嫁』の2次を書かれている方は大勢いて。
素敵なお話が沢山溢れていますから。
でもこうして、イベントにて私の本を購入してくださった方。
また通販をわざわざ申し込んでくださった方。
目に見える形で、私は沢山の方の沢山の想いを受け取った気がしています。
まだ続けてもいいのかな?と思いました。
こちらからの一方的な発信では無くて、何だか沢山の方と繫がった感覚を味わうことが出来ました。


だから、また本を作ろうと思ってます。
イベントにはもう出ることは無いと思いますが、
こうしてまた自家通販と言う形で・・・・。
今現在、構想しているのは
『想いを乗せて走り抜け!』を完成させる!
あと、先日ある方に贈るのに8Pのコピー本を作ったんです。
自宅のコピー機で印刷して、自分で綴じ込んだものですので、
かなりお粗末なモノですが・・・結構楽しめました。
中身は『月』に纏わる話を3話。
それで、いずれこれは本に出来ると確信して・・・『月』『花』『雪』などを題材にした短編集もいいなぁ~と。
『雪月花』を作ろうと思ってます。
まぁ、来年の春位には形にしたいです。

そして、ブログの方ですが、
沢山の書き掛けのモノをキチンと書き上げよう~。
と目標を掲げてまた更新していきます。

何故にこうして皆様に向けて書いているのか?
それは一重に自分の重い腰を上げる為です。

イベント・通販・原画と沢山嬉しい事があったから、
魂が抜けきっているんです。
やり遂げた!!!という思いの方が強くて。
この先が見えなくて。
自分の存在肯定感が見えなくて。

だから、こうして自分のモヤモヤの気持ちを吐き出してみようと思ったんです。
ホント、私はメンタルが弱くてダメダメです。

でもだからこそ。
こうして訪問してくださる方の力を借りるんです。
また私が何かしらを発信していくために・・・・・・・・・・・・。


今日もご訪問くださり
有り難うございます。

また、頑張ります。

瓔悠。