ご心配をおかけしました・その後
2015年07月28日 (火) | 編集 |
こんばんは!!

先日はご心配をお掛けいたしました。
おかげさまで、娘も現在は元気です。
ただ、今日も微熱は出てましたが・・・・・。

そして、本日病院に行ってきました。
検査結果は、てんかんか?熱性けいれんか?判断がつかないという
どうもあやふやなものでした。
・・・・・・結局今までとあまり変わらないという感じです。
ただ、薬の処方量が増えただけで。

まぁ、安心するやら、しないやら。
私的にはすっきりとしませんが・・・・。

でもいままで通り治療は続けていかないといけません。
それでも取り敢えずは指針は決まったので、娘には今まで通り頑張ってもらうだけです。


こんな感じで、私も一緒に頑張っていこうと思います。



そして、夕方から今度は息子が発熱。
まったくウチはどうなっているのやら。
今宵も私は眠りが浅そうです・・・・・・。


瓔悠。

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【後宮の本気】(LaLa9月号ネタバレSS)
2015年07月28日 (火) | 編集 |
【設定】

臨時妃 ・ 原作寄り ・ 恋人設定



【注意事項】

こちらは、LaLa9月号のネタバレとなってます。
コミックス派の方は閲覧注意願います。










この世には、見てはならないものがある。
この世には、手に取ってはならないものがある。


それは、そう。
後宮管理人の管理下に厳重に保管された一冊の書物。
秘められし禁断の書物。
「後宮秘伝 夜の作法はこれでバッチリ!!」・・・・・それがその書物の名だった。
それは恐怖の指南書。

まさかあんなことが書かれてあるなんて。
まさか夫婦ってあんなことをしないといけないなんて。

受け取ったときに夕鈴は一ミリも思わなかった。
恐怖におののくなんて思いもよらなかった。


************




「ほれっ、掃除娘!これを読んでおくのじゃぞ」

おもむろに老師から渡された一冊の書物。
黒い表紙の結構頁数の多い書物。

「これは何ですか?」

夕鈴は中身が気になって聞いてみる。
老師はニヤニヤしながら、答えてきた。

「これはじゃな、妃として必要な教養を身に付けるためのありがた~~い書物じゃ。
しっかりと読んでおくんじゃぞ」
「・・・・は、はい・・・・・」
「とにかく、妃必読書じゃああああ!!!」
「はぁ」

夕鈴は老師のニヤニヤ顔が気になって、首を傾げる。
本当に必要なものなのだろうか??・・・・と。

しかし老師は一応後宮の管理人であるからへんなものは渡さないだろうし、
妃として必要なものならばキチンと読んで勉強しておかないといけないのであろう。

だってそれが陛下と共にいることを決めた自分にできることだろうから・・・・。

「わかりました、きちんと読んでおきます」
「じゃあ、それを読んで気張るんじゃぞ~」

そういうと、老師は「お世継ぎ~お世継ぎ~早く来い来い」と変な節で鼻歌を歌いながら去って行った。

「まぁ、どうせ暇だから、読んでおこうかしら」

夕鈴が手に取って表紙を見ると、なんだか怪しげな表題だった。
これが本当に必要なものか?とますますタ鈴は訝しむ。

「夜の作法??それって夜着の種類とかかしら?
それとも日によって飲むお茶の種類が決まっているとか?」

夕鈴は独り言ちた。
まさか、夜の作法が・・・・・・男女の営みのことであるとはニブチン兎の夕鈴には想像だにできない。

1頁目を開いてみる。
そこにはこうあった。

『妃たるもの、すべては王のされるがままに』

「はい???王のされるがまま???陛下が何かするのかしら?」

夕鈴は次の頁へとめくる。
そして、また次の頁へ
少しパラパラとめくってみた。
でもそこに書かれていたのは自分が想像するものとはかけ離れたものだった。

「・・・・・・・・・・・・・・・・は、い???」

パタンと音を立てて、速攻書物を閉じた。

なんなの???
これは?????
はい????
これが妃に必要なものなの???

「・・・・・・・・こ、こわい・・・・・・なんてことが書いてあるの?
これ以上読めるわけがないっっ!!!」

夕鈴は軽くパニックを起こして深呼吸を何度も繰り返す。
確かに自分は陛下のお嫁さんになることを決めた。
決めたけど・・・・・・こんなことをしないといけないなんて、
思わなかった~~~~~~~。

心の中で夕鈴は葛藤する。

陛下のそばにずっといたい。
でもそうなると、あの書物の通りにしないといけない。

黒表紙の本は自信たっぷりに自分に挑戦状を叩き付けてる感じがする。
そう!
『後宮の本気、見せてやるぜっっ!!!』と。

「陛下・・・・・に聞くべきかしら?
後宮ではこんなことをしないといけないのですか??と。
でもそんなことを聞くのはちょっと直接すぎるわよね。
なら、下町に帰って明玉に聞いてみたい・・・・・・・男女のことなら私よりは詳しいはずだし」

夕鈴は狭い部屋の中で、ぐるぐる歩き回って考え込む。
どれくらいたったのだろうか?
夜になっており、黎翔がやってきた。

夕鈴はつい口に出た言葉がこれだった。

「下町に帰りたい・・・・・・・」

それに対する黎翔の反応はかなりのパンチがきいたものだった。
黎翔が本気であの老人を絞めたくなるほどに。


『後宮の本気』
マジで恐ろしい書物。
でも夕鈴は知らない。
最後まで読み切ることができなかった、あの書物には・・・・・夕鈴がこれからも知ることのないかもしれないあらゆる営みに関する諸々の知識が詰まっていた。
これほどまでに衝撃的な書物があっていいのだろうか?と黎翔すら思えるほどの・・・・。


この書物のその後は。
後宮管理人たる老師の管理の元で厳重に外へと出ることはなかった。


「夕鈴、僕たちはゆっくり僕たちらしい夫婦になっていこう?」

そう告げた黎翔の言葉に安心した夕鈴は、黎翔の手ほどきであれやこれやを学んでいくこととなる。
結局、あんな手ほどき書なんていらないのだ。

すべては黎翔の思うが儘なのだから。




終。




***************


本誌・・・・・よかったです。
あの日、そう、救急車騒ぎの日に旦那が帰宅した後、
娘を旦那に託し書店に直行して本誌ゲットしました。

でも私も疲れ果てていたようで、寝落ちして読めず
次の日に読みました。

「後宮の本気、見せてやるぜ」に衝撃を受けて大笑い。
笑い転げる私に旦那は怪訝そうな表情を浮かべてました...

それで、まぁネタバレとはいかないものの
何か書きたくなりました。

大した話でなくてすみません。
まぁ・・・・リハビリだと思ってください。


では病院に行ってきます。


瓔悠。


ご心配おかけしました
2015年07月26日 (日) | 編集 |
こんばんは。



一昨日は意味不明な「つらつらと・・・」をUPして
申し訳ありませんでした。

そしてその記事に対してのご心配くださる温かいコメント、
本当に有り難うございました。


え~~~と。
ずいぶんと落ち着きましたので、カキカキします。


一昨日、朝から38度以上の熱があった娘。
しかし、私は仕事があって置いていかざる負えません・・・・・・。
が、娘は持病があり、実家の父母に来てもらうことに。
それでいつもよりはホンの少し遅めの出勤。
で、職場に着いてタイムカードを押して事務所を出るときに私のロッカーから
携帯電話の着信音が・・・・・。
画面を見ると母からでして、どうしたのかな?と思いながら出てみると
娘が痙攣して救急車を呼んだから直ぐに帰ってきて!!とのことでした。
そして私が母と話しているときに事務所にも電話があって、社員が取るとウチの息子からで
社員さんも状況がわかり「帰っていいです」と言われて、私はあわてて帰りました。

帰宅して
私は娘を母と息子に任せて、外で救急車を待ちました。
5分後、救急車が到着。


そして乗り込んで病院へ・・・・・。
救急車の中でいろいろ聞かれましたが、私が見ていないので「よくわかりません」としか言えず。
でも実は救急車を呼んだのは小6の息子だったんです。
で、ちゃんと的確に伝えていたようで・・・・救急隊員の方は状況が少しは分かっていました。
私に聞いたのは確認の意味だったんです。
びっくりしました。
息子がここまできちんとしていたとは。
息子が救急車を呼べたとは。
そして電話口で救急本部の方とのやりとりで、娘にきちんと処置できていたことにも驚きました。
救急車内で、隊員の方からお褒めのお言葉をいただいたとき、鼻の奥がつんとなりました。
いつもは憎まれ口を叩いては私に怒られる息子・・・・反抗期で扱いにくい息子が、ここまできちんと出来たのは本当に驚きです。
何しろ、前回1年半ほど前に娘が救急車で運ばれたとき、私も旦那もいたのですが、軽いパニック症状を起こして、旦那が宥めたんです。
なので、それから考えるとすごい成長だなあ・・・と。

そして娘のほうは、病院で処置していただき痙攣も治まり
幸いなことに痙攣時に嘔吐したのですが肺に入ったりすることなく、その日のうちに家に帰れました。
血液検査などもしてもらいましたが、夏風邪だろうとの診断でした。

で、その日のうちは熱も高くて私がついていたのですが、
次の日には37度台に下がり、元気になりました。
そして・・・・・・娘はお兄ちゃんが祖父母宅に泊まりに行っていたので、自分も行くの~と泊りに行きました。
それも喜んで・・・・・・・・。
娘は痙攣を起こした時のことは全く覚えてないので、痙攣が治まり熱さえ下がればケロリとしてます。
慌てるのはいつも周りだけ・・・・・・・・。

でも、今回は年齢が年齢なだけに、「熱性痙攣」では片づけられなくて「てんかん」と病名がつくことになりそうです。
それは以前から言われていたことなので、私も覚悟はしてました。
「ああ、来るべきものが来たか・・・・」と。
それに小児てんかんは、いずれ治療から離れることも大いにあるらしいんです。

だから、そこまで考え込むことはなかったのですが。
でもそれでもやっぱり心の奥底で・・・・・思い悩む私もいたりします。
旦那は「治らないこともないんだから。それに一番つらいのは娘だよ」と言ってます。
だから私も治ることを願うばかりです。

まずはとりあえず、火曜日に脳波検査に行ってきます。
すべてはそこからです。



ご心配、有り難うございました。
娘もまだ微熱がありますが、元気です。
私も何とか元気です・・・・・。



コメントの返信は後日にさせていただきます。
温かいコメントで、すごく心安らぎました。
本当に有り難うございました。





瓔悠。


つらつらと・・・0724
2015年07月24日 (金) | 編集 |
こんにちは。

疲れました。
人生何度目の救急車ドライブなんだろう???

もう救急車は当分乗りたくはありません。


コメントありがとうございます。
後ほど返信いたします。

本誌買いに行きたい。
行けないけど・・・行きたい。
やっぱり行きたいっっ!!!!
本誌~~~~


瓔悠。


つらつらと・・・0723
2015年07月23日 (木) | 編集 |
こんばんは!!!

3連休の最終日、子供たちのリクでスペースワールドのプールに行って
日焼けしまくって鼻の頭の皮が剥がれ出して困ってます。
(・・・・日焼け止めをしてなかったのが、原因です)
いやぁ~~~太陽さんを侮ってました。
こんなことになるなんて・・・・・・。

夏休みの間に、もう一回くらいはどこかのプールに連れて行かないといけないでしょうから。
次はキチンと日焼け対策はしておこうと思ってます。



さて、
このところPCの入力に不都合が起きており
更新もままなってません。
色々と調べてはいるのですが、なかなか改善されなくて・・・・・。
少し不便ではありますが、とりあえず「つらつらと・・・」を更新してみます。



夏休みですね~~
仕事から帰宅しても子供たちがいるって、かなり嫌です。
自分の時間がなかなか取れません。
それに私が仕事の間は、自宅で留守番させることにしてますから
帰宅したらあちこち運転させられます。
お願いだから、私を休ませて~~~と悲鳴が上がってます。


それでも、夏休み中にしたいことがありまして・・・・。
ですので時間を作って少しづつでも作業をしていこうと思ってます。
それは放置していたことなんですが。
・・・・・前ブログのSSSをオフ本に纏めようと、思ってます。

とりあえず現在は表紙の原案は出来てます。
なので、あとは中身。
でも書いているものを手直ししてまとめるだけですので
そこまで大変ではないかな~~と。

さぁ、夏休みが終わるまでに作業を終了するように
時間を見つけてしよう~~~と。

オフ本は私が楽しむものでもOKかなぁ~とか思ってます。
でももし欲しい~と仰る方がいらっしゃいましたら通販を考えてみようと思ってます。


表紙
こんな感じの表紙にしようかなぁ~~とか思ってます。
まだ原案なんですけどね~~

それと、また彩怜くんの話も溜まってきましたから
第2弾も作りたいなぁ~~とかもチラリ。


まあ、野望だけは大きいんですよね~~



さぁ~~てと、洗濯物を干して寝ます。
明日も仕事ですし、明日の朝はラジオ体操の当番ですから・・・・。



それでは皆様、おやすみなさいませ。


瓔悠。


つらつらと・・・0719
2015年07月19日 (日) | 編集 |
こんにちは~

先程、急に降り出した雨に慌ててタオルケットを取り込んだ瓔悠です。
日曜の昼下がり・・・そして3連休の中日、皆様どのようにお過ごしでしょうか?

ウチは旦那様は朝からお仕事。
子どもたちは朝から自治会の行事で出かけて、そのまま遊びに行っている様です。
私は、久方ぶりに暇してます。

で、溜りまくったDVDのHDDの整理をしつつPCで遊んでます。


明日はプールに連れて行かれる予定ですので、
今日は体力温存ですっっ!!!!
後程、ラッシュガードを買いに行くのにお出掛けしますが。



昨日は、旦那様のお付き合いで実家の父母も伴ってドライブに行きました。
旦那様、先日仕事の関係でお偉いさんの運転手で飲み会の送迎をしたんです。
で、会場では・・・・その地で有名な地酒が各テーブルに置いてあったのですが、
なにせ運転手!飲めずじまいだったのが大変悔しかったようで、
『折角の休みだから、お酒を買いに行こう!!』となりました。
ついでにお酒に合う、陶器製のコップも探しに行こう~と。

で、どうせなら、父母も誘って温泉でも入って帰ろうか~となりました。
まぁ、運転するのは実家の父で・・・・・・随分と楽が出来ました。

それで、行った造り酒屋で旦那は試飲させてもらってウキウキで。
2本も買わされました・・・・・・・旦那のお小遣いも少し分捕りましたが!!!

DSC_0689.jpg
造り酒屋の表玄関。

DSC_0684.jpg  DSC_0686.jpg
買ったお酒の暖簾です。
旦那曰く、辛口で美味しかったとのこと。(試飲にて)
そしてお店は年代を感じる重厚な梁などが残っていて・・・・・凄く良かったです。

DSC_0703.jpg  DSC_0704.jpg
買ったお酒と、茶碗。
これってまぁ、多分お酒用ではありませんが、旦那様はこれが気に入ったようで焼酎ロックと日本酒を楽しむそうです。


そして、この陶器を買いに行く途中に、実家と自宅の中間点を流れる河川の源流があって
旦那は前々からそこを通る時に気になっていたらしく、
子どもたちの勉強の為に立ち寄りました。

整備されたところで車も駐車出来たので、簡単に立ち寄れたのですが
しかし本当の源流は、そこから林道を300m昇らないといけないとのことで、
それは諦めましたが、流れてくる小さな小川で子どもたちは足を浸けて遊んでました。
スンゴク喜んでましたけど、ちゃんと勉強になったんだか?!

DSC_0698.jpg DSC_0700.jpg
キチンと看板も設置されてます。

DSC_0694.jpg  DSC_0697.jpg
子どもたち『水が冷たい~~~』とはしゃいでまして。
娘は息子に水を掛けられて、下着が濡れて困ってました。
上がった後、着替えさせました。
温泉に行くのに、着替え持って来てて良かった~~と。


そんな感じの3連休初日。


まだまだ夏休みは始まったばかり。
これから何処に連れ行かされるんだろう・・・・・・・。
プールに、プールにプール???
息子は何度もプールに行こうと思っているみたいですが、
私的には勘弁してほしい・・・・んだけどなぁ~~。



それでは!!


つらつらと・・・0716
2015年07月16日 (木) | 編集 |
こんばんは!!

外はビュービューと強風が吹き荒れてます。
中心円から結構それた福岡でこれですから、進路上の地域はかなりひどいと思います。
何も被害が出ない事を祈るばかりです。


さて、明日が休校になった子どもたち。
今日が終業式でした。
元々6時間で4時近くの放課だったのですが、これまた1時間早い下校と相成りました。
まぁ、3時近くはすでに風が強くなり始めていたので、それは致し方ないかな~~と。
丁度実家の父母が用事があって来ていたので、父に子ども達を迎えに行ってもらいました。

明日から地獄の夏休みが始まります。
でも起床時間はいつも通りにする予定です。
私も仕事がありますし、8月の初めまでラジオ体操がありますから・・・・。
でも毎日仕事から帰って来ても子どもたちがいるので、
中々自由な時間が取れないだろうなぁ~と今から辟易してしまいそうです。


さて、それはさておき。

マンガのアニメ化はホントに罪作りです・・・・・・・・・・。
7月開始のアニメでLaLaにて連載中の『赤髪の白雪姫』が始まりました。
実は私・・・・・・・・このお話読んだ事がなくて。
本誌を買い始めた時にはもう連載が始まっていたので途中から読む気がしなくて、
読む機会を逸してました。
で・・・・・・・アニメが始まったので、まぁ、取りあえずアニメでも見てみようか!と
1話2話を見たのが運のつき。
『何、マジ、コレ面白い!!!!!』見たその日に速攻リサイクルショップへと走りました。
でも、まぁ・・・・・アニメも始まったから置いてないだろうなぁ~と半ばあきらめてましたが、
何と13巻までありました。
それも全て帯付きの初版本!!!
速攻全巻購入~~~~~~正しく大人買いです。
こういう時に思うのが、『働いていて良かった~~~』です。
自分の自由になるお金があるのは有り難い。

で、現在8巻まで読了。
今日は旦那様この台風の中、送別会と言う飲み会に参加してますので
子どもたちが寝たらまた続きを読も~~~と。


しかし、はたと思うのが、
こんな事、確か少し前にも有ったよな・・・・・・・・と。
そう・・・・・・・それは花とゆめ連載の『暁のヨナ』アニメ化になった時もそうでした。
その時に出ていた全巻、17冊大人買い。
それもリサイクルショップには殆ど置いてなくて、ほぼ新刊で買った記憶が。

いやぁ~~~~~
マジで心底アニメ化は恐ろしい。



でも狼陛下がアニメ化になっても、全巻持っているから書店に走る事は無いので
それは大丈夫なのですがね~~~~。
でもDVDは買いそうだわ。


・・・・・・・・・・・こうして私は散在するダメ主婦です。




さて、沢山のコメント有り難うございます~~~
『奇跡の欠片』は久々に書いたので、もう飽きられているのでは?と
少し心配してましたが、コメント頂けたのがスンゴク嬉しかったです。

後程にでも返信いたします。


瓔悠。


有り難うございました!!
2015年07月14日 (火) | 編集 |
こんばんはっっ!!!

昨日は記事を下げてしまった事のお詫び記事に、温かいコメント有り難うございます。
返信は後程に・・・。
そして下げてしまった理由は、結構愚痴愚痴と・・・・・書けない言い訳と愚痴と
・・・更にはしょうもない事を書いていたので、読まれた方が不快に思われるかもなぁ~~
と少し反省して下げたんです。

最近のジメジメの暑さに加えて、思い通りにならない事にイライラして(仕事・家庭のことなど)
自分の気持ちがコントロール出来てないなぁ~~と反省しきりです。

早く梅雨が明けないかなぁ~~
せめてこのジメジメな蒸し暑さが無くなり、カラッとした暑さに切り替わって欲しいもんです。
雨の日が多いと、気持ちも下向きになりがちですから。

今日は雨のち曇りのち晴れ!
夕焼けがキレイです。
今夜は降らないかな?

そして天気で気になる事といえば、接近中の台風!!
子どもたちが持って帰って来たお手紙には、台風の進路いかんによっては
金曜日の終業式が木曜日になるとか・・・・・・・・。
ただでさえ今年は日にちの関係上、夏休みが長いというのに・・・
一日増えるのはヤダっっ!!
それに金曜日は仕事なのに・・・行けるんかな。


それでは失礼いたします。

瓔悠。


スミマセン
2015年07月13日 (月) | 編集 |
こんばんは。

今晩UP致しました『つらつらと・・・』ですが、
お目汚しだった為、早々に下げさせて頂きました。

お読みくださったゲスト様、そして拍手をして頂いたゲスト様、有り難うございました。
そして、スミマセン。


瓔悠。


つらつらと・・・0710
2015年07月10日 (金) | 編集 |
おはようございます~~

昨日はお話UPする予定だったんですけどね・・・・
ホントに久々に残業を頼まれまして、帰宅が普段よりも1時間以上遅くなって
帰宅して3時からの遅めの昼食。
のんびり食べていたら、子どもたちが帰宅。

昨日はこの夏初めての猛暑日となって、子どもたちが帰宅する頃には
もう暑いのなんのってありゃしないっっ!!!
それで、息子は帰宅すると直ぐに熱中症の症状を訴えてました。
頬は真っ赤で、頭が痛い~膝が痛い~と。
慌てて、イオン系の水分と塩分タブレットを食べさせました。

でも聞くと、学校であまり水分を取って無かったらしく・・・・・そりゃ熱中症にもなるわっっ!!
水筒のお茶をきちんと飲もうよ~と言いました。

まぁ、そんなかんなでいつも通り、ドタバタ。
時間が取れませんでした。
それにしても、私が書きます!と宣言した時に限って、何か邪魔が入るんですよね~~
これは、もう予告はしないに限る・・・・。


そういえば、最近は日が長いですよね~~
日が長いで分かったことがあるんです!!
関東にお住の友人と電話で話していて・・・。
その友人はウチと同じく小学生のいるママさんですが、いつも電話しているとお子さんが帰宅するんです。

ウチはまだまだ学校にいる時間に・・・・。
それでいつも不思議だったんですよ。

そして話題が学校からの帰宅時間になって・・・・・・どうしてこうも違うのかな??って。
で、よくよく聞くと、関東は日が落ちるのがこちら福岡よりも早いらしいんです。
今の時期、福岡は晴れていれば19時半でもまだまだ明るいんですね~
それで20時頃にやっと暗い・・・と。
私は生まれてからずっと福岡県人ですので、それが普通だと思っていたので、
関東の方は日の入りが早いとはあまり知りませんでした。
はぁ~~それで納得!!!だから学校からも早く帰宅するんだと・・・・。
だって、冬は今よりもずっと日の入りは早いですからね~~。
日本って狭いって思っていましたが、こうして日の入りの違いなど知ると広いなぁ~と思います。


さてと・・・今日は夏休み前、最後の学校行事。
全学年授業参観と懇談会がありまして・・・・仕事後に行かないといけません。
今の時期、学校って暑いんですよね~~
はぁ、疲れそう・・・・・。
今日はクッキリと晴れてます。
まぁ、雨の中行くよりはマシですが・・・・・。


それでは。


つらつらと・・・0709
2015年07月09日 (木) | 編集 |
おはようございます


昨日は一日天気が目まぐるしく変わり。

雨・・・・曇り・・・・晴れ・・・・雨・・・・晴れ。
夕方には晴れ間がのぞきました。
今現在は晴れてますが、夕方にはまた雨だそうです。


DSC_0664_2015070907245981d.jpg
日没前の残照。


DSC_0666_2015070907250074f.jpg
反対側の空。
19時前ですが、まだまだ明るいです

そして最近の天気に子どもたちのプールの授業も振り回されてます。
一日の内に、授業時間帯によって入れる学年と入れない学年が。
蒸し暑いから、子どもたちは入りたいらしいですが・・・・。
でもウチの子、二人とも全く泳げません。

プールの授業は学年全体行われていて、泳げる程度でクラス分けされてます。
ウチの子、二人とも最下位クラス。
息子に至っては、二人しかいない最最下位クラス。
大プールでなく、小プールだそうです。
まぁ娘も小プールなのですが....
・・・・・・・はぁ、旦那がカナヅチだから・・・子どもたちも泳げないのかしら??
私は問題なく泳げるんですけどね。
これは、スイミングに通わせるべきかしら???

まぁ、それはさておき・・・・・・

もう夏ですね~~
先程、蝉を見かけました。
抜け殻から出たばかりの蝉。
恐らく、蜩でしょう・・・・
最近夕方になると『カナカナカナ・・・・』と隣の公園から聞こえてきますから。

でも朝には鶯の鳴き声がつい最近まで聞こえてきてました。
鶯って春のイメージですから、不思議です。

朝には鶯、夕方には蜩。
ホントに田舎に住んでいると、自然に触れ合えるのがいいですね~~



そして最近は日も長く・・・・・19時前はまだ明るいです。
真っ暗になるのは20時頃。
一日が長く感じてしまって・・・・・・・夕ご飯が遅くなりがちです。
いかん!いかん!!
日が長くなっても、一日は24時間ですよね~~~。



それでは今日は仕事!!!
頑張ってきます~~~


話のUpは夕方以降にでも・・・・・・・。



瓔悠。


【傍迷惑な歓迎・15】 
2015年07月07日 (火) | 編集 |
【設定】

臨時妃 ・ 原作寄り ・ オリキャラ有り ・ 原作外設定有り








どうしてこんな事になったのだろうか。

黎翔は不機嫌そうな表情のまま、考え込んでいた。
愛しの妃は、そっぽを向いて肩を震わせていた。

泣いているのだろうか。
声を掛けるべきなのだろうが、今は恐らく優しい言葉なんて出てこない。
そんなつもりは無いのに、また傷つけてしまうかもしれない。

そう思うと、黎翔は何も出来ずにただ口を閉ざしておくしかなかった。

「はぁ~~~~~」

深いため息までも出てきた。
こんな事になったのも、悠殿から贈られたあの衣装のせいだ。
大体、悠殿は何がしたいのか?
黄陵国に夕鈴を連れて来て欲しいと言ってきたのは悠殿だ。
『お礼がしたいから・・・・』と書状にしたためられていたから、仕方なく夕鈴を同行させた。
本当は夕鈴を何処へも出したくはない。
ましてや異国などには・・・・。
でも今回は、悠殿だったから許可もした。
それは一重に悠殿が夕鈴の兄だったから・・・・・・それだけだ。
もし、そうでなければ許可などしない!するわけがない!!

「夕鈴?」
「・・・・・・・」

意を決して声を掛けてみるが、やはりそっぽを向いたまま返事は無い。
こうなると、もうお手上げ状態で如何すればよいのか?黎翔には皆目見当もつかない。

それでも黎翔は解決策を見出そうと、腕を組んで考え込む。
そんな静まり返った部屋の入り口の扉を叩く音が響いた。

二人にとっての救世主と言うべき人物の登場だった。
救世主・・・・・それは、今回の交渉の調整役として同行した方淵と水月であった。
二人は酒宴に同行する人物の選定を黎翔から命じられており、その報告に来たのだった。

「誰だっっ!!」

黎翔の不機嫌極まりない声が外へと漏れる。
それを聞いた水月は、微妙にガタガタ震え始めている。
そして足が勝手に後ろに後ずさって行くのを方淵に腕をガッチリ捕まれ、
逃げようとする水月を寸でのところで留めていた。

「陛下、柳方淵と氾水月がまかり越しました。今宵の酒宴の出席者名簿をお持ちいたしましたが」
「そうか・・・入れ」
「御意!」

二人は黎翔の声に反応して、ゆっくりと部屋へと入っていく。
そこで部屋に流れる何とも言えない空気の違和感に、水月の敏感な感性が肌で感じ取っていた。
堅物な方淵は何も感じないらしく、淡々と報告を始める。

「人数は余り多くすると、酒宴内での交渉が進まないと考えまして最低限といたしました。
私、氾水月を始め・・・・・ざっと10人ほどに致しましたが、如何でございましょうか?」
「そうだな・・・・・それでよい」
「はっ!!」
「そして氾水月には、琵琶でも奏でさせようかと考えておりますが」
「えっ、方淵殿、それは聞いておりませんが・・・・・」
「ほう、水月が琵琶を奏でるのか。それは楽しみだな」
「・・・・・・・・御意」

水月は黎翔のキラリと光る双眸に恐れをなし、小さく返答をする。
その様子に隣では満足気な表情を浮かべる方淵がいた。

「時に陛下、恐れ多い事ではございますが、お妃様の同行は如何致しますでしょうか?」
「妃であるか?」
「はい」
「悠鐸陛下が是非にも我が妃に出席して欲しいと、わざわざ衣装まで贈ってくれているからな。
勿論同行させるつもりであるが・・・・」

そういう黎翔の言は至って平然と聞こえてくるが、その言葉尻には少し棘があるように水月には聞こえていた。
そして水月はこの部屋中を微かに纏う冷気みたいなものの原因を悟っていた。
更には打開させる策をも・・・・・。

「・・・・陛下、お妃様のご衣裳の件で少し申し上げたい議があります」

水月は黎翔に恐る恐る進言してみることとした。

「何だ、氾水月。申してみよ」
「はい・・・折角、悠鐸陛下からのお心遣いはやはりお受けになった方が良いのでしょうが、
お妃様は我が白陽国後宮の一輪の気高き華でございます故、
是非とも我が国の誇る煌びやかなご衣裳でお出ましして頂きたくも存じます。
そこで、お妃様には大層御身にご負担かもしれませんが、白陽国そして黄陵国両方のご衣裳を身に着けていただく事は出来ないでしょうか?」
「両方とは?」
「はい、さる国では・・・・婚儀の際に、何度も衣装を変えることがあるそうにございます。
ですので、お妃様にも最初にお出ましの際には、黄陵国のご衣裳を・・・そして少し後に、
我が白陽国のご衣裳に御召し替え願うのは如何でございましょうか?」
「ほう・・・・なるほどな。それは良い案であるな」
「では、お妃様は如何でしょうか?」

水月は奥に控えている夕鈴に、優しく微笑みかけて問う。
それに救われたという安堵の表情を浮かべた夕鈴は、コクリと頷いて見せた。

「陛下、お妃様も御承知くださいました。
では、そのように致したく・・・私は、同行の侍女たちに伝えて参ります」

水月は深々と拝礼をすると、そそくさと部屋から出て行った。
一重に、黎翔の表情を窺うのが怖かったからである。
自分の策で夕鈴は救えたが、実のところ黎翔が本心ではどの様に思っているのかが窺い知れなかったのである。
そして方淵も水月の後を追うように、キリッと拝礼して出て行ったのだった。

そしてまた二人きりになる部屋。
徐に黎翔は夕鈴に話し掛ける。
先程の様な怒気はもう無く、優しげな口調だった。

「夕鈴・・・・・ごめんね。大変かも知れないけど、二つの衣装を着てくれるかな?」
「・・・・・・・・はい」
「そして、さっきはごめんね。怖い思いをさせてしまって」
「いえ・・・・大丈夫です」

そう言うと、夕鈴は黎翔の瞳を見て微笑んでみせた。
これで、何とか二人の間に蟠ったものは無くなったのだった。



続。


七夕宵 (裏バージョン)
2015年07月07日 (火) | 編集 |
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【七夕宵】
2015年07月07日 (火) | 編集 |
【設定】

臨時妃 ・ 原作寄り ・ 恋人設定







中天に今宵の月が昇る。
星々は煌めき、静かに迎え入れる。

今宵は特別な夜。
いつにも増して、星が瞬き輝く。
星に導かれ、月も優しく辺りを照らす。
それは織女と牽牛の年に一度の逢瀬を祝福しているようで。
人々は天を仰ぎ、自らの幸せの道しるべを探す。

そして月は天の恋人だけを包み込むのでなく、それは地上の恋人たちをも優しく照らし抱く。
それは此処、白陽国でも例外でなく・・・・・・。


「夕鈴、また空を見上げているのだな」
「陛下っ、お越しだったのですね・・・・申し訳有りません、出迎えも致さず」
「いや、よい。急に来たのは私のなのだから」

後ろで、二人の様子を静かに見守っている侍女たちに右手を挙げて黎翔は早々に下げてしまう。
侍女たちが下がって誰もいなくなったのを確認すると、黎翔は狼の気配を脱ぎ捨てて夕鈴にニッコリと微笑む。

「陛下??」
「夕鈴、ただいま」
「お帰りなさいませ」

夕鈴はいつも通り直ぐにお茶の用意をし始める為にその場を離れるが、
それを後ろから抱き締めて黎翔は阻止する。

「夕鈴、お茶なんて後でいいから。もっと僕を構って」

耳元に囁く甘い声。
夕鈴は瞬時に応える事は出来ず、その場で固まってしまう。

「えっ?」
「今日は特別な日なんだよ」
「特別な日?」
「だって、今宵の空では年に一度の逢瀬を楽しんでいる恋人たちがいるんだよ。
地上の僕たちもそれに習おうよ」
「ああ、今日は七夕ですね」
「だから」
「・・・・・はい」

黎翔はクルリと夕鈴を自分に向かせて少し屈み込むと、顔を近づけて夕鈴の薄茶の瞳を覗き込む。
夕鈴はピクリと一瞬身構えてしまうが、それでも黎翔の行為を止める事は無い。

「僕のお嫁さんは、本当に可愛いね。天の女神なんか比べ物にはならないよ」
「そんな事はありませ・・・・・・・・」

最後まで言わせず、黎翔は柔らかな唇に自身の唇を重ねる。
ビックリした夕鈴は瞳をパチパチさせながらも、黎翔の唇を受け入れる。

永く・・・。
甘く・・・・・・。
深く・・・・・・・・・。

いつまでも終わらない口付けに、空の二つの星は一際煌めいていた。
それは夏の空高く輝く、織女と牽牛の二つ星。
今宵久方ぶりに逢えた喜びを地上にも知らしめるべく輝き、そして地上の恋人たちを優しく見守っているようで。

黎翔と夕鈴も天の恋人たちの様に、いつまでも抱き合っていたのだった。



終。





*****************


短いですが、今宵は七夕と言うことで・・・・・。
福岡は昨晩からの雨がまだ降ったり止んだりで。
天気予報では、今宵の二人の逢瀬を見る事は出来ないようです。
くすん。

それにしても、今年は短冊飾りもしないままだった・・・・・・・・・。
今朝子どもたちに言われて、めんどくさかったとは言えず。

用意してあげれば良かったなぁ~。



それでは、この後この話の裏バージョンをある場所に書きに行ってきます。
出来上がりましたら、お知らせしますね~~


そしてブログ再開から沢山の暖かいコメント、
本当に有り難うございます!!
何度も有り難く読ませていただいてます。
返信が滞ってまして、ごめんなさい。
先に書きたい話とかあって・・・・・落ち着いたら返信いたします・

瓔悠。


ご心配(?)お掛けしました
2015年07月05日 (日) | 編集 |
こんにちは。

金曜日から、ブログ閉めててごめんなさい。

訪問して、『アレ??またかよっっ!!』と思われたゲスト様もいらしたかと思います。

ちょっと色々あって、
『ダメだ~~~少し小休憩しよう!!!』と。
そうなんです、心が折れちゃいました。

それで、あちこちネット内をグルグル回って。
好きなマンガ読んで。
YouTubeで好きな音楽聞いて。
録画していたTVを見て。

気分転換を図ってました。


それで、昨晩辺りから
またお話が書ける状態になりましたので、連載の続きではありませんが頑張ってカキカキしました。

それで2話UPすることが出来たので、
じゃあブログも開けよう!!!という気分になれました。

何度も休止の入るこのブログ。
情けない管理人が運営してるので、ホントにごめんなさい。
自分でも思うんですが、根が単純なせいか・・・感情の起伏が激しいんです。

それでもOK!とお付き合いいただけるゲスト様。
どうぞこれからも宜しくお願いいたします。

『もう結構っっ!!』とお思いのゲスト様。
今までこんなブログにお付き合いくださり誠に有り難うございました。

それでは・・・・・・何度目か分からない再開ですが、
宜しくお願いいたします。




瓔悠。


つらつらと・・・0705
2015年07月05日 (日) | 編集 |
現在、お休みしているので、訪問するゲスト様もいないんですよね~
だから静かです。
自分自身の訪問だけを示すカウンター『1』が燦然と輝いています。

『疲れた~~』
これが今の私の心情。

疲れたって何が??となりますよね。

毎日何かしらあって・・・・・。
子育てに旦那のお世話。
更に仕事。
気が付けば毎日が過ぎていく。
その中で大きかったり小さかったりの心配事や落ち込むことが多々。

何か元気とやる気が出ない。
つまり、『気』が足りない。
気合も出ない・・・・・。
それでも明日はやって来るし・・・・そして明日からまた1週間が始まりますし。
このままではいけないんですよね~分かってます。
だって私が元気じゃないと、子どもたちにも影響がでますしね。
ふぅ~~大きく息を吐き出して、元気を出していくと致しましょう~~




さて、やっとオフ本のおまけ話を書き始めました。
李順さんサイドからの『未来は何処に』です。
苦労性の側近さん。
いつも、二人の為に骨を折って下さって有り難うございます!!との感謝を込めて・・・(←込めているのか??)

『未来は何処に』の補完的なお話です。
現在、前編。
後編で終わるのか???
それとも中編・後編で終わるのか???
いやはや・・・・・1、2、3、4と連載モノになってしまうのか???
それは私にも分かりません。

ただ書いてて楽しいっっ!!という気持ちだけで突っ走ってます。
宜しければご拝読くださいませ。
・・・・・・・但し、オフ本をお持ちでない方には内容が『????』かもしれません。
そのためにその話にはPASSを設けてます。
PASSは『奇跡の欠片』と同じPASSです。
もうご存知の方は直ぐに読めます。
まだPASSをお知りでないゲスト様は、
『パスワードの件についてのお願い』にてご確認くださいませ。
下記をクリックして頂けますと、その記事にジャンプできます
             ↓
    『パスワードの件についてのお願い』



それでは、宜しくお願いいたします。




・・・・・・・・・・ただ、いつ開けましょうか???
3日間って、いつから始まったんだったけ。


【労多くして功少なし】・前編 未来は何処に(幕間)
2015年07月04日 (土) | 編集 |
こちらの作品は、3月15日のプチオンリーへ出品したオフ本の
幕間話となってます。

ですので、『未来は何処に』の本編をお読みでないと
愉しめない可能性があります。

そこを了承の上、お進みくださいませ。       瓔悠。







【設定】

臨時妃 ・ 原作寄り







『私は書き記す・・・・・・・・
狼陛下と呼ばれし白陽国国王・珀黎翔の正妃は、市井のただの娘であった事を。
そしてその事は、ごくわずかな忠臣にしか知らされていなかった。
その正妃は何も持たず、何も与えることは叶わず。
それでも狼陛下はこの正妃を・・・・・・生涯唯一人と定め、大変慈しみ愛したのだった』


誰も近づくこともない今は使われていない王宮の書庫の最奥の棚に納められた、
題名も著者も書かれていない黒表紙に覆われた一冊の書物。

誰にも読まれることなどないはずだった。
しかし、縁とは不思議なもので・・・・・。
何代も何代も後の李家の若者が読むことになろうとは、
当時書き記した著者である李順は思いも寄らなかった。


そう、これは狼陛下の側近・李順の話である。


********************


それは急に起こった。
ここ何日か降り続いた雨もようやく上がり、雲の切れ間から晴れ間が見えていた午後の事。

珍しく夕鈴殿が私だけに用があると、秘密裏に後宮立ち入り禁止区域に呼ばれたことが発端だった。

忙しい私をわざわざ呼び出すなんて、あの小娘は!!
と腹立たしく思いながら向かったが、あそこであんな事を告げられるとは思いも寄りませんでした。

夕鈴殿が『後宮を辞したい、バイトの任を解いて欲しい』と真剣な眼差しで言って来るとは・・・・・。



「夕鈴殿、急にそんな事を言われても・・・・理由は何なのですか?
貴女には借金返済後も破格のお給金を支払っているのに、
一体何が不満なのですっっ!」
「不満なんて、全く有りません!!
不満よりも今まで良くしていただいた事に感謝しか有りません。
でも、私は退宮したいんです」
「陛下には、何と言ったのですか?」
「・・・・・・・・いえ、陛下には、まだお話しはしてません。
でも兎に角辞めさせて欲しいんです!お願いします、李順さん」
「辞るにしても、理由は何なのですか?
理由も聞かないのに、辞めさせる訳にはいきませんよ」
「理由は・・・・・言えません」

夕鈴殿は、しきりに頭を下げて『辞めさせて欲しい』としか言わなかった。
理由は何も語らず・・・・・。

正直、困り果てている次第です。
今更、夕鈴殿の代わりの臨時花嫁を探すのは面倒ですし。
でもそうなると、また陛下によからぬ者たちからの縁談が降って湧いてくることは
目に見えて分かり過ぎて。

「陛下がお許しになるとは思えませんよ」
「・・・・・だから、李順さんにお願いしてるんです」
「まぁ、確かに私が最初に雇い入れましたからね」
「お願いします」

どうして此処まで必死なのでしょうか?
理由が分からないのでは、おいそれと辞めさせる訳にはいきませんよ、夕鈴殿。

私は眼鏡を外すと懐に納めている布を取り出して丁寧に拭き、また掛け直した。
眼鏡の水晶体が陽に反射してキラリと光る。
その光に目の前の夕鈴殿の身体が一瞬ピクッと震えて、おののいている様子が見てとれた。
それでも薄茶の瞳は断固とした意志がハッキリと見える。

これは・・・多分、何を言っても無駄なのでしょうね。
ならば、この辺りが逃し時なのかもしれません。

私はフゥと息を短く吐き出した後、こう告げた。

「分かりました、夕鈴殿。今までお勤めお疲れ様でした。
退職金につきましては、キチンと支払いますのでご安心ください。
ただそれは、此処でのことを一切口外しない口止め料も含まれている事をお忘れ無く」
「はい、分かりました。で、あのう・・・李順さんにお願いがあるのですが」
「私に・・・ですか?」
「はい」
「何でしょうか?」
「陛下には・・・・・李順さんからこの事を伝えて欲しいのです」
「私からですか・・・・それは出来ません。
それは、まがりなりにも陛下の妃であった貴女から申し上げるべきだと私は思いますよ」
「・・・・・・確かにそうですね。スミマセン、陛下には私からキチンと申し上げます」
「そうしてください」

私から陛下に伝えるのは、勘弁ですよ。
どれくらい荒れるのか・・・・想像も付きませんし。
そのとばっちりを受けるのは、絶対に私なのですから。
だから、夕鈴殿の口から伝えるのが一番・・・です、多分。
でも本当に夕鈴殿は、何故辞めるなどと言い出したのでしょうか?
その辺りはキチンと調べた方が良いのでしょうね。

私は後宮立ち入り禁止区域から執務室へ戻る道すがら、そんな事を考えていた。

*************

「何か用?」
「来ましたね、浩大・・・・・貴方に調べて欲しい事があるのです」
「オレッちに?」
「はい、貴方でないと出来ない事なのです」
「ふぅん、で、何?」
「夕鈴殿が退宮します」
「へぇ~お妃ちゃん、また実家に帰るんだ~。じゃあ、オレは護衛ってことだね」
「いえ、護衛の必要はありません」
「どういうこと?」
「夕鈴殿は、もう此処には戻ってきませんから」
「はぁ?」
「文字通りの意味ですよ。あの方はバイト妃を辞めて、実家に帰るんです」
「何で?」

浩大は驚いて、目を見開いていた。
そして口元でもごもご何か言っているようですが、私にまでは聞こえてきません。

・・・・浩大も理由は分からないということですか。
護衛ということで陛下よりも私よりも夕鈴殿の様子を見ているから、
理由を知っているのでは?とも思ったのですがね。

「私にも理由は分からないのですよ。夕鈴殿は頑なに理由は言いませんでしたから。
それで、貴方に調べて欲しいのです・・・・退宮理由を」
「それは、いいけどさ。で、オレはお妃ちゃんに接してもいいの?」
「いいですよ、人に見られないのであれば・・・それで分かるのであれば万々歳ですしね。
私には言えなくても、貴方には言えるかもしれませんし」
「まぁ、それは分からないけどね・・・頑張ってはみるよ」

そう言うとすぐに浩大は足を掛けていた窓枠からポンッと蹴り出して、隣の木幹に飛び移った。
更にその木幹からも、直ぐにはいなくなってやがて姿は見えなくなった。

これで、浩大が何かを掴んでくれると良いのですが・・・。



そして数日後・・・・・・後宮から、妃が消えた。
たった一人の妃が。
あるものは、狂喜した。
あるものは、哀傷した。

陛下は、何も言われなかった。
表面上は、平然として政務をただこなしていた。
でも纏う空気は、冷たくて・・・それは陛下の心情を表しているようで。
まるでナイフが凍ったまま心の臓に突き刺さった感じです。

本当はもっと荒れると思ったんですがね。
政務も手につかないほど。
ですが、予想が外れました。
でもきっとこのままと言う訳にはいかないのでしょう。
さぁ、私は狼陛下の側近としてどうすれば良いのでしょうか?

自分の為すべき事とは何であるのか・・・・・それをボンヤリと考えていた。


そして、驚愕の事実が付きつけられた。
夕鈴殿のところに遣わせた浩大に因って。

「汀 夕鈴嬢、いやお妃様は・・・・陛下の御子をご懐妊なさっているご様子です」

えっ???
今何と、言いました??
夕鈴殿が陛下の子を身籠った??

まさかの報告に驚きの声しか出なかった。

「何ですって!!!」

と・・・・・・・・。



続。


つらつらと・・・0702
2015年07月02日 (木) | 編集 |
こんばんは!!!

やっと再録終わりました。
読み返すのは、結構苦行の様でしたが・・・・・・UPして、コメントや拍手を頂けると
ホントに嬉しくなります。

二次の書きモノはやっぱり原作あってこそだと思いますね~
書いたときの、その時の本誌辺りに影響されているなぁ~とつくづく思います。
だって、『華装会』の時には、まだ大ちゃんが登場して無かった頃だったと思います。

今、そのネタで書くとしたら、どうなるのかな??
大ちゃんやこっくーなんかも出てきたりする可能性もありますものね~
もっとごちゃごちゃになって、楽しいかも・・・・・。
でもそれも原作様があってこそ!だとやっぱり思います。
うん、やっぱり原作様は素晴らしい!!!
まとセンセーこれからもお身体を大事にしつつ、楽しませて下さいませ!!
早く、来月号~~~読みたいですっっ!!!

本誌と言えば、ネタバレSSも書いてみたいけど・・・・中々書くには至ってません。
ただ思うのは、萌えどころなんて結構皆さん同じ場面で萌える事が大有りだから、
ネタが被ることなんかもアリアリなんだろうなぁ~とふと思います。
まぁ、ネタバレSSはいずれ・・・と言うことで。




さて、やっと人間ドックの弊害がやっと治まりました。
今日の朝辺りまで、お腹が重苦しくて・・・・・。
やっぱり人間ドックなんて二年に一回でいい!と思いましたよ。
でも私が健康でいないと、家庭は回らないでしょうから、健康診断もしなくちゃいけないのでしょうね。
今度は市の補助で乳がん検診に行ってくるとしますか・・・・・・。

皆様も、どうぞ健康には十分にお気を付け下さいませ。
健康第一!!!!
健康でないと趣味も愉しめませんからね~~~



瓔悠。


【華装会・後日談】
2015年07月02日 (木) | 編集 |
【設定】

臨時妃 ・ 原作寄り


【注意事項】

こちらの作品は、前ブログ『遥か悠遠の朱空へ』にて公開していた作品です。
今回こちらへ移行するに伴い少しだけ手直ししておりますが、
書いた当時の陛下と夕鈴の関係が浅いものでありましたので、
当時の雰囲気を残すべく糖度はあまりありません。
そのことを踏まえた上でお読みいただけます様、宜しくお願いいたします。   瓔悠。





あの華装会から4,5日後の、霧雨が音もなく降る昼下がり。
掃除バイトは雨で出来ず、特にすることも無く夕鈴は手持ち無沙汰であった。

こんな雨なのだから、大人しく本でも読もうかしら。

珍しく向学心でも高めようとして書棚の扉に手を掛けた時、
聞こえてきたのは遠慮がちに自分を呼ぶ侍女さんの声だった。

「お妃さま、陛下がお越しでございますが・・・」
「わかりました、お通しして下さい」

夕鈴は優雅な身のこなしで戸口へ歩み寄り、目一杯の笑顔で黎翔を出迎える。

「今日は雨だから、君が退屈しているのでは?と思いご機嫌伺いに来たのだが。
此処には雨なんてものは降ってはいないな。君の太陽のような笑顔があるのだから。
しかし、いつ見ても君の笑顔には癒される」

黎翔は唯一の妃を大切にしていると周囲に理解させる為に、殊更に甘い言葉を紡ぐ。

「やはり、わが妃以上に私を癒してくれる者はおるまいな。
少しの間、二人っきりでゆっくりと過ごそうではないか」
「はい・・・陛下」

夕鈴の薄茶の髪の毛を自身の指に絡ませすぐに解く・・・・。
これを何度も何度も繰り返しながら、深紅の眼差しで夕鈴の意識を黎翔だけに向けさせる。
そんな艶めかしい黎翔を目の当たりにして、夕鈴はクラクラして足元がふら付いてしまい黎翔に後ろから支えられた。

「陛下、申し訳ありません」
「いや、気にしなくてもよい」

二人の仲の良い様を見せつけられ、侍女たちはハァ~~~と感嘆のため息を漏らす。
そして国王夫婦に気を利かせて、スゥーーと音も無く退室して行った。
侍女たちが出て行ったのを確認すると、夕鈴はさっさとと黎翔から離れて抗議する。

「大体、陛下は演技が大袈裟過ぎます。あそこまでしなくても、仲の良い夫婦は表現出来ますっっ!」
「でも、念には念を入れてね」

黎翔は片目を瞑って、いたずらっ子のような表情をしながらいつもの様に長椅子へと腰掛けた。
少しして、これまたいつもの様にお茶を持って夕鈴がやって来る。
そして黎翔に手渡した後、定位置である黎翔の隣にチョコンと座った。

夕鈴はお茶を一口飲むと、色々な事をツトツトと話し始めた。
今日の雨の事、昨日見つけた花壇の脇に咲いた可愛い花の事。
ホントに取り留めもない話である。
それでも黎翔は始終笑顔で聞いていてくれた。
そして会話が途切れると、何気なく夕鈴は先日の華装会のことを話し始めた。

「そうだわ、私陛下にお聞きしたことがあったんです・・・先日の華装会での事を」
「何を?」
「それが・・・・・方淵殿は女性に『花は何が好きなのか?』って聞いていましたが、あれはどういう意味だったんでしょう?
私は意味が分からないまま『頂けません』と答えましたが」
「ああ・・・あれね。あれは、華装会は男性が選んだ花を意中の女性に渡すんだったよね。
でもある女性は自分から花の種類を指定してくるらしくてね。
参加していた男性が『変わった女性だな』と話していたようだよ。
それが方淵にとって引っかかったらしくて、聞いて回ったと方淵が報告書に書いていたよ」
「そうだったんですね・・・・でも凄い勢いで聞かれてびっくりしたんですよ。
他の女性もびっくりしてましたし」
「ふうん・・・・」

夕鈴は、やっと喉の奥に刺さった魚の骨が取れた様に安堵しているような納得した表情を浮かべる。
それに反して、黎翔は少し不機嫌そうである。
そんな事には全く気付かない夕鈴は、更に方淵についての話題を続ける。

「それにしても、方淵殿はやはり出来る官吏ですね。ムカつくところは多々ありますがっっ!
だってあの調査は事実があるかないのか解らない調査だったのに、それを暴いてしまうなんて。
ホントに凄いんだなぁ~と思います。まだ若いのに政務付きなのも頷けますよね~それにしても・・・」

夕鈴は熱弁を振るった後に、黎翔を見ると黙っていてウンともスンとも言わない。

何だか怒ってる?先程までニコニコしていたと思うんだけど・・・。
しかも今まさに狼オーラが首をもたげて表面化してきている。
えっ、なんでなんで!?ただ方淵殿は凄いですねって言っただけなのに???

「陛下、どうなさったんですか?何か私・・・マズイ事言いましたか??」
「君は私の妃なのだから、私の事だけを見てればよい。」

何故?こっちが何故って聞きたいよ・・・なぜ君は方淵を気にするんだ!!

黎翔は隣に座る夕鈴の瞳を覗き込み、ゾクリとする声音で囁いた。
夕鈴はビックリして立ち上がってそこから離れようとしたが、
黎翔に手首を掴まれストンと座らせられた。

「今は誰も居ないのですから、演技はいりません・・・・よ」

夕鈴はいつも通りの台詞を言うのだが、黎翔がなんだか怖いような気がして段々声も小さくなっていく。
最後には消え入るように囁くだけしか出来なくなった。
そして、綺麗な薄茶の瞳が徐々にだが、微かに潤んできていた。

やりすぎたっっ!!!
夕鈴が僕を怖がって委縮してる。
ここらでやめておかないとまた家出しかねない。

「夕鈴、ごめんね!でもさ、夕鈴が方淵の事ばっかり気にするから僕だって妬いちゃうよ」
「妬いちゃうって方淵殿ですし、バイト妃の為に焼き餅なんか焼かないでくださいよ」
「そうだね」

バイト妃か・・・・でもね夕鈴、僕の気持ちも解ってほしいよ。
大体華装会の会場でも男性に言い寄られていて、僕はずっとハラハラしてたんだからさ。

「それより夕鈴!いいモノあげる・・・手を出して」

言われるままに手を差し出すと掌に一通の手紙が乗っていた。
夕鈴は宛名の字で誰からなのか直ぐに分かり、満面の笑みで封を切った。

『~姉さんへ~
この前の華装会、近所で有名になっているみたいだよ。ほら金物屋の女将さんが会場に居たんでしょ。
あの女将さんが姉さんが色々な男性から声を掛けられていたって、酒屋のご夫婦に報告したみたい。
それで酒屋のおかみさんが良かった、これで夕鈴ちゃんにも春が来たよ~って言い回っているらしいよ。
今度帰省する時は、色々と聞かれるかもしれないから気を付けておいてね。
それから、、、、、』

嬉しいはずの青慎の手紙なのに、途中まで読んで夕鈴は大きな溜息を吐いた。
次に帰省するときが思いやられそうで・・・・何も無かったって、周りにキチンと説明しないといけない事を考えると頭が痛くなってくる。

夕鈴の顔が百面相している・・・夕鈴の顔をみているだけで面白い。
黎翔はクスッと夕鈴には気付かれないように笑った。

『それから、明玉さんから手紙を預かったから同封します。
では、姉さん!身体にはくれぐれも気を付けて頑張って下さい。 青慎より』

封筒から、パサリと同封された封書が床に落ちる。
それを夕鈴は慌てて拾って、広げてみる。

「明玉からの手紙ね・・・一体、何が書いてあるんだろ」

夕鈴は、手紙を読むことに集中していて僕がここに居る事も忘れているみたいだな。
まぁいいか・・・適度に休憩も出来たし、李順が鬼の形相で探しに来る前に戻るとしようか。

「夕鈴、手紙を読んでいる所に申し訳ないけど、そろそろ僕は執務室に戻る事にするよ」
「えっ、あっっ、すみませんっっ!手紙に集中し過ぎてしまいました」
「いいんだよ。めったにない青慎君からの手紙なんだから」
「はい、有難うございます」

夕鈴は部屋の入り口まで黎翔を見送り、また続きを読み進める。

『夕鈴!!
あの時に聞いたけど、あの朱赤の薔薇の蕾って誰からなのよ!!白状しなさい!!
あのいつも来る上司さんじゃないかとは思っているんだけどね。
でもね、あの蕾の薔薇はあの会場内では用意されていたものではなかったらしいわよ。
だから事前にその男性が準備していたと思うけどさ・・・蕾なのがこれまたいいわよね。
夕鈴知ってる?紅い薔薇の蕾の花言葉・・・純潔、純粋な愛、愛の告白って意味みたいだよ。
もしその男性が花言葉の意味を分かっていて送っているとしたら、ホントに情熱的だよね。
夕鈴っっ!!!それだけ求められているんだったら頑張って確保して離しちゃだめだよ。
じゃあ、また帰って来た時には連絡頂戴ね。
アナタの親友・明玉』

ハァ~~~~~明玉・・・あなた勘繰り過ぎです。
陛下と私はそんな関係ではないし、あの花も偶々です!!
陛下だって、全くそんなつもりで花を送った筈はないわ。
あの時、他に男性がこない為に花をくれただけなんだから、勘違いしては陛下に申し訳ないわよ。

夕鈴は一人きりの部屋で夕暮れ近くなるまで、何度も何度も手紙を読み返しては思い耽っていたのであった。
実のところ・・・・黎翔が夕鈴に贈った薔薇は、花言葉の意味を考えわざわざ用意させた紅い薔薇の蕾だった。
が、しかし夕鈴には全く伝わってはいなかったのである。



まだまだ二人の気持ちの交差する時は遠いのであろうか??
しかしそれは恋愛の神とでもいうものの存在のみが知りえているのである。





終。


再録UPについて
2015年07月01日 (水) | 編集 |
こんばんは。

今日は一気に完結まで『華装会』をUPしました。
『華装会』は・・・・・後1話、後日談を残すのみです。

連日の再録UPにお付き合い下さり、ゲスト様には感謝です。
誠に有り難うございます。


さて、何故に今頃再録をUPしているのか??
それは、まぁ、ゲスト様からメールなどでリクされたのもありますが、
この2連載の話は、かなりの初期のお話でして・・・・。
嫌いなわけではありませんが、今後恐らくオフ本にすることはないであろう・・・と思ったんです。
ならば、こちらにUPするのもよいのでは?!と思った次第です。

UPするには、やはり手直しが必要でしょう~と。
読み返してみましたが・・・・いやぁ~~~マジでハズイ。
今も大した話も書けませんし、書き方も拙いのですが・・・・・
当時の書き方は『・・・・・・・』と目を覆いたくなりました。

でも、書いた本人といたしましては、やっぱり生み出した可愛い我が子の様なモノです。
なので、こちらにUPするのに手を加えました。

華装会・・・・・・・・・・これは私の造語です。
『華麗に装う会!』という意味でして。
夕鈴も可愛く華麗に変身出来ていたはずです。
当時、ネタがポコリと浮かんできて・・・・・ただ勢いで書いたことを不意に思い出しました。

いつも連載モノは、ほぼ行き当たりバッタリの作品ばかりで。
私自身、どのような形で終わるのか?は全く見当が付きません。
なので、当初とは違う結末になる事も多々。
それで読み返して、ああ~~~設定が違う!この伏線何処に行ったの??と慌てる事もしばしば。
もう少し、キチンと整理して書くようになりたいものですね。



それでは、お付き合いくださり誠に有り難うございました。
後日談をUPした後、放置している連載の方に立ち戻ることに致します。



瓔悠。


【華装会・8】 (完)
2015年07月01日 (水) | 編集 |
【設定】

臨時妃 ・ 原作寄り


【注意事項】

こちらの作品は、前ブログ『遥か悠遠の朱空へ』にて公開していた作品です。
今回こちらへ移行するに伴い少しだけ手直ししておりますが、
書いた当時の陛下と夕鈴の関係が浅いものでありましたので、
当時の雰囲気を残すべく糖度はあまりありません。
そのことを踏まえた上でお読みいただけます様、宜しくお願いいたします。   瓔悠。







華装会が始まってから、既に一刻以上は経った正午近く。
日差しもかなり強くなってきており、夕鈴は木陰で涼もうと最初の長椅子に戻るべく立ち上がる。
そして綺麗な所作で卓に杯を戻すと、ゆっくりと歩き出す。
すると、目の前から歩いてきた男性二人に声を掛けられた。

「あの、まだ相手が決まっていないようですね。
実は自分達は王宮で働いているんですが、先程から貴女の洗練された身のこなしが気になって。
どこかの名家のご令嬢なのでは?と思いましてね。是非、この花を受け取って頂けませんか?」

普段の習慣とは恐ろしい。
ちょっと着なれない服を着て髪を結いあげているもんだから、妃演技が不意に出てしまっていたらしい。
しかもこの二人・・・・政務室に出入りしている官吏で見覚えがある。

一応妃だとは、まだバレてはいないみたいだ。
そりゃ、狼陛下唯一の妃がこんなところで集団お見合いをしてるなんて誰も想像できないとは思う。
だけど早く断って立ち去らないと、ロクなことにならないような気がしてきていた。

「あの、その・・・私、想う方がいますので受け取れません。ごめんなさい」

深々と頭を下げると逃げるように、足早にその二人から離れて行った。
その様子をやっぱり木の茂みの陰から隠れて見ていた黎翔は昏い笑みを浮かべ、
明日あの二人には書簡の束を押しつけようと密かに画策していた。

二人の官吏から逃げてきた夕鈴はハァハァ息が上がっており、長椅子に腰かけ息を整えていた。
すると後ろから腕が伸びてきて、その手には冷たい果実水の入った杯が握られていた。
夕鈴は『キャッ』と短く悲鳴を上げ後ろを振り返ると、そこには仮面を被っているもののその立ち姿で誰かは直ぐにわかった。

「李翔さんですよね!何故こんなところにいるのでしょう???」

夕鈴は強気に黎翔に詰め寄る。
しかし全く関係ないとでもいう様に音も立てずに後ろから回ってきて、夕鈴の隣に悠然と腰掛けた。

「まずは、この果実水を飲んでからね」

えらくご機嫌な様子で、笑顔のまま夕鈴に先程の杯を手渡す。

「私は何故?と聞いているんですが・・・・」
「だから、まずはこれを飲んでと僕も言っているよ」
「いえ、結構です!李順さんに何と言って此方にいらっしゃったのでしょう?」
「ほら、飲まないと・・・・喉乾いたでしょ」

二人の攻防は果てしなく続くかと思われたが、ニヤリと笑っている紅い瞳が段々意地悪いモノに変わっていく。
それを見た夕鈴は苦々しい表情になりながらも、仕方なく折れて果実水を受け取り一口だけ飲んだ。
そしてまた黎翔に対峙する。

「はい、飲みましたよっっ!で、先程の回答は?」
「もう夕鈴には敵わないなぁ。う~ん方淵に調査を命じているので、密かに僕も調査をとね」
「それでしたら、先程から方淵殿が仕事熱心に頑張って調査されているようですよ。
李翔さんまで出て来ることはありませんが・・・。」
「それにしても、夕鈴は男性に声を掛けられすぎだよ!どんなに僕がハラハラして見ていたか」

黎翔はこれ以上追及されたくないと、話の途中で話題を変えた。

「そんな事何で知っているんですか?それに私はただ座っていただけですよ。
それに・・・すべて断りましたし」

夕鈴は見られていたのかと思うと途端に恥ずかしくなる。
段々語尾は小さくなっていき、更にカァーと顔が火照り結いあげた項まで熱くなっていく。

「でも大丈夫だよ。これから先はずっと傍にいるから、誰も言い寄って来たりさせないから安心して」
「李翔さんは、方淵殿と同じく調査に来たんでしたよね。お手伝いした方がいいのでは?」
「夕鈴、方淵一人で大丈夫!みたいなことを言ってなかったっけ。だから僕とゆっくりしていようよ。
はい、これ受け取ってくれる?」

黎翔は後ろ手に隠していた朱赤の薔薇を夕鈴の目の前に差し出し、受け取ってくれるのを今か今かと待っていた。
夕鈴は少し躊躇したものの、その薔薇を受け取って香りを確かめる。
微かに高貴な香りが漂ってはいたがその薔薇はまだ蕾だった。
そして夕鈴は、この蕾の薔薇を選んだ黎翔の想いまでは感じ取れなかった。

いつの間にかに、黎翔の大きな手は夕鈴の膝の上に置かれている手の甲に重ねられていた。
夕鈴はさり気ない黎翔の行動に、ビクッと身体を震わせ真っ赤になった。
そのまま流されそうになるのが怖くて、いけないと手を払いのけようとする。
しかし仮面の下の黎翔の妖艶な瞳に吸い込まれ、何も出来なくなり動けなくなった。

身動きしなくなった夕鈴を了承の意味と捉えて、黎翔は更に夕鈴の細い腰に自らの腕を回そうとした時。

黎翔たちのいる場所から遠く離れた所が騒然とし始めた。
夕鈴は黎翔の妖しい罠から解き放たれ、立ち上がって何事かと見てみる。
でも遠すぎて何をしているのかよく解らない。
夕鈴は振り返り、兎さんの素早い逃げっぷりに半ば茫然として座っている黎翔に提案する。

「李翔さん、あちらが騒がしいようですよ。何でしょうか?行ってみませんか?」
「そうだね、行ってみようか」

ヤレヤレ、可愛い兎に逃げられてしまったな。

自嘲気味に笑いながら、黎翔も立ち上がって夕鈴と連れ立って騒ぎの元のへ向かって行った。
騒然としている場所に着くと、人垣が出来ていて中で何が起こっているのか全く解らない。
夕鈴を男性がたむろっている危険な所には近づかせたくはない黎翔は、周りにいる訳知り顔の男性に近寄り鋭い眼を向け質問する。

「一体、何が起きているんだ?」

聞かれた男性は首を竦めて、自分が分かっている事だけを話してきた。

「どうも、この華装会の会場で裏取引をしていた女性がいたらしく、それを偶々参加していた役人が暴いた様ですよ。
それでその女性は連行されているようで・・・・アンタも役人ですかい?」
「まぁ、そんなところだ」

話が終わった黎翔は慌てて夕鈴の元に戻る。

「方淵がどうも、抜け出す口実で私がでっち上げた命令の裏取引を本当に暴いてしまったらしいな。
ふぅ~~~これで王宮に今すぐ帰らなければならないようだ」

独り言のように呟いていた。それを聞いた夕鈴はすかさず口を挟む。

「李翔さぁ~~~~~ん、口実の命令ってどういう事ですか~~~~」

言葉に怒気が含まれている。
黎翔はマズいと思ったのも後の祭りで、夕鈴は静かに怒っていた。

「ごめんね、夕鈴。君がどうしても心配だったから・・・」

黎翔は何度も何度も謝るしか、夕鈴を宥める術を持っていなかった。
そんな真摯な態度で謝る姿を見て、それ以上言えず夕鈴は優しく微笑んだ。

「分かりました・・・・では、直ぐにお戻り下さい」
「夕鈴、分かってくれた?よかった~~じゃあ僕は先に帰っているから、夕鈴も早く帰って来てね」

晴々とした面持ちで黎翔は夕鈴に手を振り、何度も後ろを振り返りながら戻って行った。
それを見送った夕鈴は、小さく溜息を吐きだす。

さてと、私も帰るとしますかっっ!!
まずは家に戻り、服を明玉に帰してから王宮へ、狼陛下の元へと帰らないと。
落ち着かない日常だけど、出来るプロ妃として頑張らないといけないものね。

夕鈴は決意を新たに会場を後にした。

服を返しに行くと待ってましたと明玉に捕まり、会場での出来事を根掘り葉掘り聞かれたのは言うまでもない。
そして夕鈴が戻ったのは黎翔が戻ってから随分と経った夜遅くになってしまっていた。
王宮では夕鈴に待ちぼうけをくらって超不機嫌な黎翔が執務室で、大人しく裏取引の事後処理をしていた。
それも李順にネチネチと嫌味を言われながらなのであった。






終。


【華装会・7】
2015年07月01日 (水) | 編集 |
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臨時妃 ・ 原作寄り


【注意事項】

こちらの作品は、前ブログ『遥か悠遠の朱空へ』にて公開していた作品です。
今回こちらへ移行するに伴い少しだけ手直ししておりますが、
書いた当時の陛下と夕鈴の関係が浅いものでありましたので、
当時の雰囲気を残すべく糖度はあまりありません。
そのことを踏まえた上でお読みいただけます様、宜しくお願いいたします。   瓔悠。










杯を取ろうとした瞬間、夕鈴の手が誰かの手と触れあってしまい中身が零れそうになった。

「あっ、失礼しました。申し訳ありません、大丈夫でしょうか?」

夕鈴は、直ぐに頭を深々と下げて謝る。
その頭の上から相手の男性の声が降ってきた。

「いや、大丈夫だ」

この不愛想で端的に答える話し方に夕鈴は余りにも心当たりが有り過ぎて、慌てて頭を上げる。
その男性は仮面をしっかりと取れない様に付けてはいたが、間違えようがない・・・方淵である。

マズい。
これは非常にマズい。
此処で私だとバレてしまうのは、非常にマズい。

どうしよう・・・・・取り敢えず謝ったのだから、不自然じゃない様に立ち去ればいいよね。

「本当に失礼致しました」

もう一度、キチンと頭を下げてから立ち去ろうと踵を返すと後ろから声が掛かる。

「ちょっといいだろうか?」

ギクッとして、バレた??と一瞬夕鈴の動きが止まる。
後ろを振り返ろうとするが、糸の切れた操り人形みたいに動けない。

「おい、呼んでいるではないかっっ」

不機嫌そうに方淵が畳み掛けてくる。
夕鈴は、その声音に背筋がピーンとなって慌てて振り返る。

「は、はいっ!何でしょうか?」

驚いていた事もあり、声が上ずって更に裏声になる。
これが意外にも功を奏し、方淵はこの女性が夕鈴であるとは気付かなかった。

「ちょっと尋ねたいのだが、何の花が好みなのか?」
「はい?花ですか?いえ、いただく訳には参りません」
「チッ、違うな・・・もういい、ではな」

方淵は夕鈴をその場に残し足早に立ち去ってしまい、夕鈴は茫然として方淵が向かった先を見ていた。
そうすると行った先の女性に声を掛けていて、程なくその女性の所から立ち去った。
そしてまたその女性の近くにいる今度は違う女性に・・・・。
夕鈴が見ていた少しの間に、一人きりでいる女性四人程に声を掛けていた。
ボーと方淵の様子を見ていた夕鈴だが、完全に方淵の姿が見えなくなると段々と何だか腹が立ってきた。

なっ、何なのよ!あの横柄な態度は!!
調査なんだろうけど、あんな聞き方は女性が気分を害してしまうわよ。
もっと紳士的な聞き方ってもんがあるでしょうに・・・紳士的って言えば、先程の男性はどうしたのかしら?
あんなに女性に優しそうな方だったから、直ぐにお相手は見つかっているわよね。
それにしても、ホントにお礼を言いたかったけどいなくなってしまって。
しかも顔すら見てないから、会場内で探す事も出来ないし残念だわ。

最初は方淵の事を怒っていたのだが、気付かないうちに思考が違うものに替わっていく。
いつしか方淵の女性に対する態度など、もうどうでもよくなっていた。

そのまま夕鈴は杯を持って先程いた場所ではなく、飲み物の置いてあった卓近くの椅子にゆっくりと歩いて行く。
近づくとすでに座っている女性二人に軽く会釈をした上で腰をかける。
夕鈴は直ぐに手に持った杯を傾け、果実水を飲んだ。
それもかなりのどが渇いていたらしく、一気に飲み干し『あ~~~』と小さく声を漏らす。
やっとのことで人心地つき、夕鈴も周りの事を見る余裕も出てきた。
夕鈴の隣に座る二人は友人同士らしく、聞き耳を立てているわけでは無いが会話が聞こえてくる。

「これっていう人はいた?」
「うん、まぁね~でも声を掛けられたわけではないからお傍に行って、
ちょっと私の魅力を見せつけてみようと思ってね。」
「え~結構大胆ね・・・・私の方はイマイチかしら。これといった男性はいなくて。
声掛けてくるのは、いかにも容姿しか見てないって感じの男ばっかりで・・・。
あっ、そうそう!見目はよかったんだけど、声の掛け方にものすごく腹が立った男がいたわ。
いきなり『花は何がいいのか?』って言われたから『あなた何様なのよ!』って言い返したけどね」
「あっ、いたいた!私も訊かれたわよ!!結構、格好良かったんだけどね」

この二人はどうも方淵の事を言っているみたい。
どうやら会場内の女性全般にそのようなつんけんした態度と言うか、横柄な態度で聞いて回っているらしい。
本当にお仕事熱心な人だ・・・夕鈴は他人事ながらここまで女性を無下に出来る方淵をある意味感心していた。

「あそこ見てっっ!あの人なのよ、私が良いなって思う人。行ってくるわね」
「じゃあ、私も他の男性探しに行ってくるわ~またね」

二人は立ち上がって、別々の方向へと別れて行った。
夕鈴は空になった杯を両手で握りしめたまま、二人の行く方向を興味津津に見ていた。
女性はお目当ての人に見て貰おうと傍の椅子に腰掛けたのだが、男性はどうも気がつかないのか?それともその女性に興味がないのか?全く動こうともしなかった。
それもそのはず・・・その男性は夕鈴のみを見ていた黎翔であるから、夕鈴以外はどんなに綺麗な女性でも目に入るはずもなかった。





続。


【華装会・6】
2015年07月01日 (水) | 編集 |
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臨時妃 ・ 原作寄り


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書いた当時の陛下と夕鈴の関係が浅いものでありましたので、
当時の雰囲気を残すべお読みいただけます様、宜しくお願いいたします。   瓔悠。





方淵が会場内に入ってから遅れる事、半刻後。
ようやく夕鈴が会場の受付所に到着した。

夕鈴が到着した時には受付所はかなりの人が溢れかえり、記入卓も所狭しとなっていた。

「あら、汀さんとこの夕鈴ちゃんじゃないの。
まぁ綺麗になって・・・今日は頑張ってイイ男を捕まえるんだよ。
じゃあ、これに書いてね。」

偶然にも受付所にいたのは、下町の商店街で商売している金物屋の女将さんだった。

あぁ、もう恥ずかしいっっ!!
いい男だなんて・・・・私は仕方なく参加しているって言うのに。

その時チラッと陛下の姿が頭によぎってきたのだが、夕鈴はチクンとする小さな胸の痛みと共にすぐに打ち消して考えないように努めようとした。

「さてと、釣書ね・・・何々・・・姓名は汀 夕鈴っと。
住まい所は章安区と・・・勤め所は、う~~んと(さすがに狼陛下の臨時花嫁とは書けないし、家事手伝いも微妙に違うし)どうしようかしら・・・・そうだわ、掃除婦なんてのはどう?!」

夕鈴はブツブツと小声で呟きながら釣書を書いていく。
そして完成させると受付所に持っていくが、先程より更に人は増えており人の波に流されそうになった。
それを避けつつ前に進むが人の波は途切れるところか、更に大きく膨れ上がっていた。
そんな最中。

『ドンッッ』

後ろにいる女性達から押され夕鈴は転びそうになったが、
寸での所で大きな逞しい腕に抱きとめられ転ばずに済んだ。

「大丈夫?」
「ええ・・・・いえ、はい、お蔭様で」

夕鈴はお礼を言わないと・・・・と後ろを振り返ったが、小柄な女性ばかりで該当しそうな人影はなかった。
キョロキョロ周りを見回してみたが、その場にはやはりいない様だった。

「御礼を言いそびれてしまったわ。あんな紳士的な男の人もいるのね」

正体も分からない男性なのに、夕鈴は何故か好意を抱いていた。
そのまま人の波をかき分けて受付所に辿り着くと、直ぐに手続きをしてゆっくりと会場内に歩き出した。
途中で仮面も付ける事を忘れずに・・・・。


******


会場に入るとん、あちらこちらに卓が置いてあった。
その卓上には赤色、黄色、白色、青色と色とりどりの花が一輪ずつに包装され、
水の入った桶に差し込まれて用意されていた。

「わ~~凄く綺麗・・・色々な花がいっぱいある~」

夕鈴は桶に近寄り、中に入っている花を確認する。
薔薇、金鶏菊、百合、菖蒲・・・・・と様々な花があり、あたかも私を取ってと自己主張しているようだ。
夕鈴は取り敢えずは目立たない様にと、木陰の脇に置いてある長椅子の端に腰かけて会場内を眺めていた。
まるで自分には関係ないと傍観者の様に。

ホントに綺麗な女性が多くて、色とりどりの着物が行き交っている。
まるで水槽の中で優雅に泳ぐ熱帯魚のようだ。

よく見てみると色々な女性がいて、独りで参加するのが心細いのか二,三人で行動している女性達。
すでにお目当ての男性がいて、その男性に気付いて欲しくて後ろからついて行っている女性。
積極的に声を掛けて貰おうと、目立つ場所の長椅子で優雅に腰かけている女性。
・・・・・・様々な人間模様が見え隠れしている。

夕鈴は何処からか視線を感じて長椅子の反対の端を見てみると、一人の男性が此方を見ていた。
一応会釈してみると、その男性は少しずつすり寄って来た。
そしてついには夕鈴の真横にストンと腰かけてきた。
夕鈴の生来の生真面目さがこんなときにも出て、隣に座った男性に何か挨拶くらいした方がいいのかな?と真剣に考える。

「こんにちは・・・・・」

明玉先生に『その気のない男性には、声は掛ける必要無し!!』とご教授頂いた事などすっかり忘れて、
気がつけば夕鈴は身についてしまっているお妃笑顔と共に、その男性に声を掛けていた。
その言葉を聞いた男性は頬を紅潮させ、スッーと両手で捧げるように、夕鈴へと白い百合を差し出した。

「あのぅ・・・貴女が・・・先程から気になっていまして。是非お話したくて・・・・これを受け取って頂けませんか?」

そこで初めて、夕鈴はこの華装会がこういう『決まり事』だった事を思い出した。

しまった~~。
これは結構マズイ展開なのかも・・・・・。

そう思ったが、それは後の祭りで。
男性は、百合の花を夕鈴に捧げたまま頭まで下げていた。
目の前に差し出された百合の強い芳香が鼻を擽り、眩暈を起こしそうになる。
その百合には罪はないけれど、受け取る事は出来ない・・・。
夕鈴は小さく息を吐き、その男性に断りを告げる。

「すみません・・・・もう心に決めた方がいますので・・・本当にごめんなさい」

嘘ではないんです・・・本当に心の中で密かに想っている人がいるんです。
口に出しては言えないけれど、夕鈴は相手の男性に向って申し訳なさげに頭を下げた。

「そうですか・・・・それならば、仕方ありませんから諦めます。どうぞその方と幸せに」

男性は真摯な眼差しで、夕鈴に一礼すると立ち去っていった。

『その方と幸せに』・・・そうなれればどんなにいいか。
でもそんなことは、例えお天道様が西から昇ってくるような事が起こってもあり得ない。
夕鈴は先程感じた胸の痛みがぶり返してきていた。

陛下の甘い言葉や態度は演技なんだから、勘違いしちゃダメ!
それに私も借金を全て払い終われば、家に帰るんだからそれまでのバイト妃だし・・・。
ずっとこのままというわけじゃない、いずれは相応しい方が正妃として陛下の隣に立つのだから、
この気持ちは誰にも・・・・益してや陛下に気付かれる訳にはいかないの。

夕鈴は下を向いて、暫くの間考え込んでいた。
気がつけば、仮面の下に隠れた薄茶の瞳は微かに潤んでいた。

一人きりで俯いたまま肩を微かに震わせている女性。
そんな憂うる姿は男性にとって庇護欲を駆られないはずはなく、
案の定・・・・夕鈴の周りには何人もの男性が、我先に声を掛けようと牽制しあっていた。

それを少し離れたところで男性達を忌々しい顔で眺めているのは、先程受付所で夕鈴を助けた紳士的な男性であった。
それは勿論黎翔であり、夕鈴の傍にやって来る男性達を射殺してしまいそうな殺気を解き放っていたのである。

全くさっきから、夕鈴の周りをうるさい奴等がチョロチョロとしているな。
私が出て行って蹴散らしたい所だが、夕鈴に見つかると厄介だし・・・。
はぁーーもう早く諦めて何処かに行ってくれ!!

そんな黎翔の黒い気配が伝わったのか、男性達は次々に夕鈴に断られて一人二人と立ち去って行く。
程なくして六、七人はいたであろう男性達はすべていなくなり、また夕鈴は一人きりになった。
黎翔が眼を向けると夕鈴は「疲れた」と一言呟き、深い溜息を吐いて立ち上がると飲み物の置いてある卓に歩いて行った。



続。


【華装会・5】
2015年07月01日 (水) | 編集 |
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華装会、開始時刻よりずいぶん前・・・・。

会場前には、一人の身なりの良い若い男性が佇んでいた。
そうこの方大貴族中の大貴族、柳家の二男方淵で本来ならこの様な会には縁遠い人である。
本人もそう思っているらしく、面持ちは――もちろん眉間に皺を寄せて不機嫌そうであった。

全く華装会など、不愉快極まりない!!
陛下からの直々の命でなければ、この様な所になんぞ来るものか。
官吏の中には、嬉々として参加している者もいるとは聞くが・・・・・こんな所に来る女にロクな奴はいないだろうに。

流石に誰かに聞かれるのはマズイ・・と、方淵は密かに心の中で毒づいていた。
そんなイライラした様子の方淵を木の陰から、そっと覗き見している若い男性がいた。
何が面白いのか・・・・・その男性は、ニヤリと笑っていた。

それはそう、この国の王であり、方淵をこんな場所に遣わせた張本人である。

黎翔は、自分の策でここに来らされている方淵には確かにホンの少しの罪悪感はあるものの、
これからの事を考えると期待感の方が大きく上回っていた。

方淵に調査させるということにしたのは、我ながら妙案だったな。
李順を騙す良い方便になったし・・・自分では行かないと宣言した上で、抜け出す素振りすらも見せなかったのだから。
流石の李順も気付かなかったらしく、執務室に大量の書簡を用意して缶詰状態にさせるなんて大技を使わなかったからな。
まぁ、今頃は気付いているだろうが・・・。
でもどうせ今日一日は、片付けておいた書簡の山の整理と采配で動けるはずはないから夕方までは大丈夫だな。
しかし徹夜で仕上げて抜け出してきたはいいが、余りにも時間が来るのが早すぎた。
このまま夕鈴の自宅に押し掛けてビックリさせようかな・・・でも会場内で偶然を装って逢う方が中々劇的かなぁ。

黎翔は自分の作戦を思い返してご満悦だった。
彼の立てた作戦は見事なまでに功を奏し、此処にいられるのだから・・・・。

開会時間まではまだまだ時間もある。
黎翔は暇を持て余し、これから始まるであろう楽しい時間に思いを馳せていた。


********


さて華装会の会場となっているのは、国直轄庭園・・・つまりは黎翔の持ちモノである。
しかし広く一般に開放されている緑いっぱいの植物庭園となっており、色々な種類の植物が植えらていた。
キチンと整備もされており、季節折々の花々が訪れる人々を魅了する。
此処は民の憩いの場となっており、暑い時期などには川遊びをする子ども達の歓声が響き渡り、
いつも散歩する人が絶えない賑やかな庭園である。
その庭園内には休憩の為の長椅子などが所々に配置され、ゆっくりと散策出来るようにもなっていた。
そんな庭園であるから参加人数の多い華装会にも度々利用され、此処から数多く成婚夫婦が生まれたのである。

今回は如何なる結果を生み出すのか?
主催者は始まる前から、心躍っていた。
この華装会の主催は、結婚式業者を始め・・・・・新しき夫婦の為の生活一式に必要な業者で成り立っていた。
自分たちの商売の為に、毎回熱が入った会となっていた。
実際、この華装会で知り合った男女が年間で何十組も成婚夫婦へとなっており、
主催する業者の懐を潤わせているのは間違い無かった。

さて、その庭園正面入り口に受付所が設けられていて、
まず参加者はそこで簡単な釣書・・・身上書を記入させられる。
姓名・住まい所・勤め所などを1枚の用紙に書いて提出するのである。
そして係が写しを取って受付を済ませるとその釣書が参加の証明となり、
それを持たされて初めて会場内に入れるのである。

朝早くから口実の為の命令でこの会場の前に佇んでいた方淵はというと、
何事にも遅れたりすることを嫌う性質上やはり此処にも一番乗りだった。
そんな方淵を何も知らない係の目から見れば、今年こそは!!と意気込んでいる青年に見えたようだった。
本人には勿論そんなつもりは毛頭なかったのだが・・・。

「はい、此方に記入をお願いします」

係から手渡された用紙をみて、方淵の眉間の皺はいつもよりも深くなった。

なんなのだ、この釣書なるものは・・・こんなものが書けるものか!
住まいや勤めを書いてしまえば、極秘調査にならないではないかっっ。

真剣に悩んでいる方淵の傍で、外套を深く被った青年が独り言の様に呟く。

「こんなのは適当に書いておいて、お目当ての女性にだけホントのことを教えてやればいいよね。
それが作戦ってものだし~」

独り言にしては・・・方淵にもちゃんと聞こえていた。
その青年は全く我関せずとちょっと離れた卓の隅でサラサラと筆を動かして、
書き終わったのかさっさと受付所に持って行ってしまった。

色々考えた挙句に方淵は、その青年の言う通り全くデタラメではないが脚色をして記入をした。
・・・・・汀 方月と。

全く、方淵は頭が固いよね・・・あんなの適当に書いておけばいいものを。
まぁ、ああいうお堅いヤツだから、安心して使えるんだけどね。

受付所で順番を待っている黎翔は、少し離れた所で頭を抱えつつ書いている方淵を遠巻きに見ていた。
そして此処で方淵とかち合うのは自分の計画に厄介だと、釣書と仮面を手にするとさっさと会場内に消えて行った。
黎翔が立ち去って少しして方淵も受付を済ませ、その場所で仮面をしっかり付けて会場内に踏み込んだ。



続。